毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

英語

ハイポットの退職届け

会社の中で、将来の重要役職候補者はハイポットと呼んでいます。High Potential ですね。ハイポットは、本人に自覚を持たせ、色んな経験やトレーニングを受けさせて、10年後の本部長、社長候補として期待されます。通常であれば、年功序列式に社歴が長い人か…

アメリカのCountyと日本の郡の違い

アメリカの本社の方から通達メールが来ました。マスクの着用に関する規定を米国疾病対策センター(CDC)の方針と一致させるようにしたとのことです。CDCが、独自の基準で地域社会のレベルを低、中、高として判定しているので、それを見て、「低」または「中…

Fireside chat 炉辺談話

ある事業部の米国主催のTownhall Meetingに参加したところ、前四半期で実行したことの一つに、その事業部のTopがFireside chatを社員をした!と上げていました。ほうほう。今まではTownhall Meetingが関根の山だったのですが、Fireside chatですか。確かにそ…

深夜の電話会議

昨日、今日と夜9時半から夜中1時半までの電話会議があります。ある事業部の新製品開発のためのアイディア出しと、その優先順位を決めたり、内容の深堀りのためのディスカッション。経理系の人も入っていないと、利益そっちのけで開発することになるという意…

年中無休の違い

日本以外の国の方とやり取りをしていて、習慣の違いに気が付くことがありますが、その一つは期間の捉え方です。基本的には1日、1週間、1か月、3か月、半年、1年はもちろん同じですが、違いは年中無休の表現に出ます。日本では、「24時間365日」とか表現しま…

ビジネス特有の英語用語

この期間は会社の中期戦略計画を準備する期間で、マーケティング担当がめちゃめちゃ忙しくなります。私は聴衆の一人でそのプレゼンを聞く機会がありますが、普段生活をしていればあまり聞かない言葉が良く使われます。Apple to Apple:同じ基準で数字(数量…

I will go out of my way 

Thank for being our loved leader送別の席でこんなことを言われる上司は幸せ者です。そしてその上司を持った部下達ももちろん幸せ者です。本社のある責任者が突然辞めることになり、Teamsで送別会が開かれ、夜10時から12時半までで夜遅かったですが参加しま…

Cannibalize カニバル

Cannibalize Cannibalization この言葉を初めて聞いたのはずいぶん昔。その時は、競合との市場争いが激しいので、ちょっとしたスキを狙ってシェアを奪われるという表現でアメリカ人の上司が使っていました。その時の事象:昔よくあった株の持ち合い。大手上…

また増えてきているCyber攻撃

本社のISから警告のための通達がありました。We have seen an increased frequency of phishing attempts where the attacker is impersonating our executive seeking financial information. なりすましって Impersonate っていうのかー。 役員になりすま…

No organization is perfect.

今日は本社のCEOがあまり長くはないですが、OnlineでTownhall Meetingをしましたので、参加しました。その前のCEOは、10年の任期の途中で組織再編を決めて会社の標準化を進めていましたが、今のCEOは、事業部毎の裁量を強めて判断の迅速化、産業・顧客別の対…

言語の特徴

外国語を学ぶときに、意識するのは言語自体の違いです。欧米人にとって日本語が難しいのは漢字、ひらがな、カタカナの3種類の字があることも一つですが、日本語ネイティブが自然とやっていることで、なるほど考えてみたらややこしいことがあります。それは漢…

LOI - Letter of intent

通常顧客からの注文を貰う時には、発注書という書式を受け取ります。交換部品等の少額のものは定価も決まっているので、現場の担当者が急いでいるの時に、品番と個数のみ電話やEメールで伝えてきてそれを発注書とみなす場合もありますが、高額の案件になれば…

ウォー? ウァー?

会社で発音がちょっと違うなーと思うと指摘したくなることがあります。もちろん、ネイティブでは無いので、よほど自信がある場合や言っていい相手にしかいいませんし、言うタイミングも考えます。話の腰を折るようには言いません。 多いのはウォーとウァー。…

Engagementをどのように訳すか

エンゲージメントサーベイという従業員の意識調査(アンケート形式)で年に数回調査をして、その数値を上げるべく色々な対応をすることもしています。 そもそもそのエンゲージメントという言葉を日本語で理解してもらうのが大変です。 エンゲージメントとは…

Dare to Lead 原書の読書会

女性社員同士の交流の場を広げるプロジェクトの一環で計画された、Dare to Lead というタイトルの原書の読書会、無事終わりました。日本語の翻訳されていないので、英語の原文のままの本を調達。amazonのハードカバーを中古(ほぼ新品)で購入したら、届いた…

Knockoff

ビジネスとは、競合が引きめきあっているものです。優位性のある技術があれば、必ずしも最強というわけではありません。Intellectual Property知的財産という言葉を最近よく聞くと思いますが、特許とか商標登録というものが一番わかりやすいと思います。前の…

空欄は困る

仕事でデータの入力をしていると、無し を空欄にする方がいます。それだと入力忘れなのか、入力する項目が無いのかわからないので必ず何か入れてくださいとお願いすることがあります。数字の場合、無い場合は0(ゼロ)の入力。上の行や前述ですでにカバーさ…

壊れてないものは直すな

アメリカのある事業部のFinanceに、比較的最近着任した人とのコミュニケーションがうまく行かなくて、関連会社と言えども、ちゃんと赤伝処理をしてもらわないと困ることが、ズルズルと放置されていたので、申し訳ないと思いながらその人の上司(お偉い方)に…

とっさの英語が出てこない。。

とっさの英単語、文章が出てこないことはよくあることですが、そのたびにあーーー、なんであんな風に言ってしまったんだろう。と思います。日本語ならその場で訂正も簡単にできるのに、英語だと話がどんどん前に進むし、ある程度相手に内容が通じている場合…

TOEIC の点を伸ばすためにも外資系がオススメ

今の経理チームの女子で、TOEICの点数が200点台から400点くらいを行ったり来たりしている人がいました。海外旅行が好きで良く行っていたようですが、英語は仕事で使うことがほとんどなかったのでやる気がわかなかったのかもしれませんが、ちょっとした仕事の…

英語の本の原書を読めるか。。。

アジアの拠点のいくつかで女性社員の交流の場を設けるプロジェクトのイベントの一つに読書会があります。 12月に開催されますが、その課題図書は、ブレネー・ブラウン氏のDare to Lead: Brave Work. Tough Conversations. Whole Hearts.という本。日本語にま…

Hold a Calibration 甘辛調整をせよ

人事考課を部門ごとにした後で、部門ごとに甘すぎる査定や辛すぎる傾向が無いか確認しながら最終評価を決めていく工程をCalibrationと呼んでいます。それはいくつかの部門を統括している人が、自分の統括範囲に応じで自分だけで調整することもあれば、部門長…

Grandfathered

既得権益というのは誰しもが守りたい、手放したくないもの。政治の世界でも各産業の団体がXX政党を推すのは、規制で守られている権利を変えてほしくないとか今までの慣行を保持したいためで、票が欲しい政党は改革が推し進められないという大人の事情になっ…

久しぶりのオーストラリア英語

コロナ禍のコミュニケーションの機会を保つことを目的として、インドの現地法人の社員同士でやっていたウィークリーの持ち回りプレゼンテーションの会が日本の社員とやることになって、3回が終わりました。多かったのは、自分の国の観光名所、自然、食べ物、…

日々の略語 2

英語の略語のほうが、通常の言葉がわかりやすい場合があります。KPI(Key Performance Indicator)重要業績評価指標ってそれ自体もそうですが、業績評価や分析のための指標に多くあります。OTD(On Time Delivery) 納期遵守率DSO(Days Sales Outstanding) …

My harsh feedback

今の会社では年次人事考課のタイミングです。海外の上司がSolid Line(直属の上司)の場合に、仕事上深くかかわる現場の人にFeedbackを求めることが良くあります。ある社員について、私はFeedbackを求められました。その方は入社後10カ月程度ではありますが…

日本語のラリルレロは 英語のRかLか

コロナ禍の影響もありますが、2年前に本社の社長が変わったこともあり、以前より海外チームとのオンラインのミーティングが増えました。日本の同僚が話す英語を聞いているとやっぱり日本人には無い発音がしにくくて、意味が通じにくいことがあるなーと思いま…

契約書などの文書を翻訳した場合、言語の微妙な違いをどのようにカバーするのか

日本語の文章を英語で説明する場合、適当なが表現がない場合や、それらしい単語はあるが100%意味合いが同じではない場合があるので、それが理由でやり取りに困ることも時々あります。社内同士の通常業務であれば、文章や口頭で多少たどたどしくても説明し、…

Who's who

ちょっとレトロというか超アナログなんですが、紙で小冊子になった社員名簿(写真付き)が今の会社にあります。その名も Who's who と言います。こういうところがアメリカっぽいなーと思います。まー、辞書で調べてみると、紳士録とか出ていますので、元々は…

TOEICの卒業のための及第点 860点

今の会社は外資系企業とは言え、日本の工場の製造ラインに使われている機械のメンテナンスをする社員も多くいて、その方たちの現場業務での英語の必要度はゼロです。今回会社の団体オンライン受験になって、時間が通常の2時間から1時間になったこともあり、…