毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

時間休が規程に無い場合

時間単位で有給休暇をとれるような制度があれば、あまり問題にならないと思いますが、今の会社はそれが無いので遅刻と早退について質問を受けることがあります。事情は色々あるかと思いますが、1-2時間程度、短く働くことにしたい(本人もしくは上司が)場合…

数値目標はどのように設定?

新しい会計年度のために数値目標を準備しています。どこの会社でも目標として設定するであろう基本の売上、営業利益、運転資本の指標となる在庫日数、売掛金日数の他にも、会社独自の数値がいくつか事業部に配布されます。売上や利益は今期の予算で決まって…

仕事納めの日のちょっと寂しい感じ

本日は会社の仕事納めでした。都庁は昨日で仕事納めだったと小池知事がテレビで昨日話しているのを見ました。今日の午前中は通常業務ですが、午後から掃除をして、掃除に目途がついた人から帰っていいという社内ルールです。事前に半日のために会社に来たく…

LOI - Letter of intent

通常顧客からの注文を貰う時には、発注書という書式を受け取ります。交換部品等の少額のものは定価も決まっているので、現場の担当者が急いでいるの時に、品番と個数のみ電話やEメールで伝えてきてそれを発注書とみなす場合もありますが、高額の案件になれば…

引当金とは

企業運営にとっては、Cash is Kingです。でも、現金主義ではありません。掛け売り、掛け買いはもちろん、請求書はまだ手元にないけど、確実に来ることになっているし、確実に支払うよなー。というのは発生主義に応じて、発生した支払い見込みの経費として計…

中途採用の賞与の査定

中途採用は、何月に入社するか決まっていないし、その会社の会計年度が何月始まりかによって、その会計年度のうちの何ヶ月在籍していたか変わります。皆さんの会社では、中途入社の人の賞与の査定はどうしていますか。今の会社では、1年目で12カ月未満の社員…

経理の人って数字に強い!?

よく経理の人は数字に強いと言われるのですが、んー、少しはそういうところもあるかもしれませんが、そうとは言い切れないなーと思います。きっちり積み上げて数字を作ることや、縦罫横罫を合わせるのは、もちろん得意な方ですが、一番肝心なのは、何事につ…

貸借対照表はどこまでも追跡される

何の仕事にもコツというか特徴があるものです。経理の仕事にもあります。売り上げと経費は、どこの事業部、部署のもので、何年何月に発生したかという積み上げ式ですので、年度が変わったらゼロから始まります。昨年売上頑張ったから、それを今年も持ち越し…

クリスマス休暇はちょっと恐怖

アメリカはクリスマス休暇。日本は年内に契約を終わらせる、納品を終わらせる、請求書の発行を終わらせるという案件の整理でバタバタしています。海外の担当者がメールチェックして、ちょっと返事をしてくれればいいのに、口頭でOKと言われても書かれたもの…

そんなこと不吉ですから言わないでください

買収案件の引継ぎ期間もそろそろ終わりなのですが、引継ぎは完璧ではなく不安材料が山積みです。普段、引継ぎがあまりされないままに退職してしまう人がいるときに、残された社員同士では、「XXさんは怪我でもして入院したと思って、諦めるしかない。」とい…

現金の増減は数式でも

キャッシュフローステートメント・現金収支計算書はとても大事です。続に言う黒字倒産というものを避けるためにも、ビジネスには運転資金を確保するのが重要です。極端に言うと、赤字続きでも自己資金を使って支払いができているうちは倒産はありえません。C…

財務三表

1、損益計算書:売上から売上原価、経費、税金を差し引いた純利益までの利益を表すものです。一定期間をフローとしてとらえたもの。2、貸借対照表:お金をどのようなものに使ったのか、そのお金の出どころは何かを表すものです。スナップショット、ストッ…

Capital Expenditure 資本的支出

会社はお金を稼ぐための組織です。営利企業です。そのためにお金がかかります。絶対必要なのは、従業員の給料、会社負担の社会保険料をはじめとする人件費や、事務所家賃、電気代、今ではIT環境のためのサーバー代等です。またコピー代や文房具もあります。…

Make a choice, focus on the choice and simplification

本社のCEOが話すMeetingに参加する機会がありました。アメリカの会社ですが、アジア系の方です。話す英語は比較的分かりやすく、ゆっくりです。色んな戦略や、業績の説明がありましたが、ポイントは3つだ。とまとめていました。Make a choice, focus on the …

DXの道はまだまだ険しい

世の中DX一辺倒で、色々なところでIT技術が使われていますが、今の会社はまだまだまだまだです。事務所内の会議室は各個人がOutlookで予約していますが、倉庫ビルの会議室は、総務がエクセルで予約表を管理していて、今週やっとOutlookで予約できることにな…

ウォー? ウァー?

会社で発音がちょっと違うなーと思うと指摘したくなることがあります。もちろん、ネイティブでは無いので、よほど自信がある場合や言っていい相手にしかいいませんし、言うタイミングも考えます。話の腰を折るようには言いません。 多いのはウォーとウァー。…

他社の財務分析

恥ずかしながら、あまり他社の決算書を見て分析したことが無いです。自分が今働いている法人の決算書は、もちろん最低月に1回は見ていますが、ただそれは本当の”見ている”ではないんですよね。決算書は、比較して初めて価値があるものです。自分の会社の過…

原則はカンペを作るのが正

経理ですので、予算と実績の比較、対昨年度の比較をいろいろやります。資料作成は、いろいろエクセルの計算式を使ってやりますが、問題はそれを説明・プレゼンできるかどうか。売上の数字自体も金額がいくら増えた(減った)とか、XX%伸びた(減少した)とか…

Engagementをどのように訳すか

エンゲージメントサーベイという従業員の意識調査(アンケート形式)で年に数回調査をして、その数値を上げるべく色々な対応をすることもしています。 そもそもそのエンゲージメントという言葉を日本語で理解してもらうのが大変です。 エンゲージメントとは…

会社の個室問題

大学を卒業して最初に入社した日系の会社では、社長、専務、常務レベルのみが個室に入っていました。社員は、コクヨのスチール製の事務机を支給され、各部署が島のように配置、部長が少し離れてお誕生席のようにその部下の方を向いて机を配置されて座ってい…

刺されないように注意した方がいいよ

人事・採用専門職で入社して1年経つ人がいます。まー、トロイというか、間が悪いというか、スキルも専門性も薄い。ある部署の採用中の職種に応募してきた候補者が、私が随分前に勤めていた会社に勤めたことがある人と分かり、今でも繋がりがある私の友人に仕…

Dare to Lead 原書の読書会

女性社員同士の交流の場を広げるプロジェクトの一環で計画された、Dare to Lead というタイトルの原書の読書会、無事終わりました。日本語の翻訳されていないので、英語の原文のままの本を調達。amazonのハードカバーを中古(ほぼ新品)で購入したら、届いた…

メンターになるとは

女性社員の交流の場を活発にするためのプロジェクトの続き。メンター・メンティー活動は、棚上げになりました。というのはメンター自身がメンターというものがどういうものかわかっていないと、単にメンティーが愚痴を言う場になったり、メンターの説教の場…

流れるように仕事が回れば良いのに。。

みんなが少しづつ部分的にやって、それでも全体が回っているのが組織。そのように仕組みを作ってはいますが、その切り取られた個々の部分を最適にするために、なんだか効率が悪いと思うことがあります。1人がよく分からないうちに自分の部分をやり、その後工…

怒涛の宿題

先週は、娘さんの結婚式で1週間休んでいたカルフォルニア州在住の上司が、仕事復帰。先週は、ぎりぎり承認をもらわないといけない案件があって、別のツテを使って、別の責任者に承認をもらって、ぎりぎり対応するなど、上司が休暇中はそれなりの大変さがあっ…

Simplification

俗に言う、にっぱち2:8の法則 2割の顧客が会社の8割の売上を上げているし、2割の製品が会社の8割の売上を上げているという考え方を今の会社では、4分割にしています。25%の顧客が75%の売上を上げているし、25%の製品が75%の売上を上げているという分析…

Knockoff

ビジネスとは、競合が引きめきあっているものです。優位性のある技術があれば、必ずしも最強というわけではありません。Intellectual Property知的財産という言葉を最近よく聞くと思いますが、特許とか商標登録というものが一番わかりやすいと思います。前の…

雑記5

今まで会社の周りの人のいろんなエピソードを書いたりしていますが、私は、スケジュール管理が苦手です。前の日、週の最初にスケジュールを確認するのは何となくできますが、朝起きたら、その日のスケジュールが頭に入っていないことも時々。会社でPCを使っ…

Retention Award

年に1回の給与の査定の時に、個人の業績によって市場の評価よりも年収が低めと判断した場合は、その個人が自分の会社に十分評価されていないと思い別の会社に転職してしまうリスクを回避するために、通常の昇給に加えて給料を増額することがあります。それを…

事務の専門って

今日はある業務のポジションの採用のための面接をしました。間接部門の主に入力が業務となるポジションです。面接した方はとてもおっとりした30歳の女性の方で、小中学生の時はアメリカで生活していた英語も得意な方。どのようなところを中心に転職活動をし…