毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

原則はカンペを作るのが正

経理ですので、予算と実績の比較、対昨年度の比較をいろいろやります。

資料作成は、いろいろエクセルの計算式を使ってやりますが、問題はそれを説明・プレゼンできるかどうか。

売上の数字自体も金額がいくら増えた(減った)とか、XX%伸びた(減少した)とかはまだわかりやすいが、利益は複雑である。いわゆる ミックスです。ミックスって、お好み焼きミックスとかホットケーキミックスは便利でおいしいが、経理のミックスは、利益率が良くなった(悪くなった)時の言い訳に使います。

利益率が高い製品、事業部の売り上げの伸び率が高いと利益率は売上の伸び率より良くなるます。反対に利益率が低い製品、事業部の売上の伸び率が高いと利益率は売上の伸び率より低くなりまう。

そういうのを構成比が変わったことによるMIXと言います。簡単には説明できない時によく使います。事業部間のMIX、製品カテゴリーのMIX、お客さん(大口顧客としての取り扱いすると利益率が低め)のMIXなどなど。

計算して資料を作成している時はわかったつもりでも、いざそれを説明しようと思うとわかっていないことも多く、その場合は端折ってしまうので、すぐにばれます。どぎまぎして焦るよりも、最初から話す内容を紙に書いてそれを読むことによって、事前に準備をして発表すると、焦らずにできます。

ふー。前まで出たとこ勝負でやっていましたが、何回も失敗してから、やっぱるカンペを用意するようになりました。まー、体に染みついていないってことでしょうが、失敗が少ないです。