毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

TOEIC の点を伸ばすためにも外資系がオススメ

今の経理チームの女子で、TOEICの点数が200点台から400点くらいを行ったり来たりしている人がいました。海外旅行が好きで良く行っていたようですが、英語は仕事で使うことがほとんどなかったのでやる気がわかなかったのかもしれませんが、ちょっとした仕事の…

賞与のタイミング

多くの日本の会社は、夏と冬に賞与がそれぞれ月給の2か月前後の金額が支給され、他に決算賞与というものが3月の年次決算時に支給されることもあると思います。これはお盆と正月、そして年度が変わる時には何かとお金がかかる用事が多いので、日本の文化に合…

英語の本の原書を読めるか。。。

アジアの拠点のいくつかで女性社員の交流の場を設けるプロジェクトのイベントの一つに読書会があります。 12月に開催されますが、その課題図書は、ブレネー・ブラウン氏のDare to Lead: Brave Work. Tough Conversations. Whole Hearts.という本。日本語にま…

消費税の悩み

営業権譲渡側から、請求書を発行するように親会社から言われましたが、消費税を課税にするか確認中です。そちらの会社ではどのように解釈しますか。と問い合わせが入りました。いい質問です。債権(売掛金など)は非課税で、在庫とか固定資産の譲渡(売買)は課…

ダイバーシティの道はつづくよ

外資系企業というと、職場に外国籍の人が居ますか。と質問されることがありますが、居ないです。製品の検査をする現場では数名いますが、それ以外は外国籍の方はいないです。以前は1名ハーフの日本国籍の方が居ましたが、それだけです。採用のための面接をし…

必要なことは toughness

外資系企業で働いていて思うことは、タフさが求められるということです。 欧米人ははっきりと説明することを好む。OKでもダメでも、まずは現状をはっきりさせる。 とにかくこちらからの問合せに対して回答を忘れられても、必要だったら何回も言う。 方針が決…

売上値引は一番痛い

営業活動をしていると、顧客ごとや個別の案件ごとに値引きの交渉をされることが日常です。値引の依頼を断るのは大変です。人間というものは嫌われたくない、断られたくない生き物ですし、それなら他から買いますと断られて売上がゼロになるより、いくらかで…

ライフワークバランス

会社員、中堅どころになれば、責任も生まれるので、もちろん給料が上がるかもしれないが、残業代が出ない(中堅・責任はないけど、残業代も出ないという人が中にはいるかもしれませんが)。比較的多いのは、外資系会計法人や税理士法人の方。締め切りも期間…

日本法人の利益はいくらか

外資系のメーカーで日本に拠点がある場合は、日本側では製品の輸入販売をする形態が多いかと思います。外国の関連会社の工場でまとめて製造したものを数か国から数十か国に販売することで規模の経済しているわけですが、それには製品の付加価値をその輸入す…

今日は朝からてんやわんや

アメリカ本社側の事業買収のために、日本でも帳簿とビジネスプロセス移管の打ち合わせにつき、息をつく暇もなかったです。アメリカとヨーロッパのほうがメインだったため、アジアは後回しになったのか忘れていたのか、2週間ですべてを完了させて11月1日から…

事業部の名前

外資系は事業部の名前を日本語に訳すのがちょっと面倒です。例えば、Electonic Power and Facility Solution (いい加減に作ったまったくの造語です)事業本部のSolar Solution部だとします。社内ではEPFSとかSSと略して通常呼んでいる場合が多いです。日本…

倉庫の在庫の価値はそのままでいいですか

年次決算が近くなると帳簿上の会社の資産の金額が正しいのか。という判定をする作業が増えます。会社の資産でめぼしいものは、商品・製品を販売している場合は、現金、売掛金、在庫、固定資産などです。在庫については、年に1回の棚卸と言う、製品番号ごとに…

ビジネスリスクと会計不正事例

監査法人と今日ミーティングをしましたが、1、サイバーアタックによる被害が増えている2、不正取引(例えば循環取引)が増えている3、社員の経費の不正申請が増えているということが、印象に残りました。サイバーアタックについては、その監査法人の顧客…

各種監査・調査

米国本社の指示によって実施される会計監査の準備をしています。経理・会計的にはいろいろ調べられることがありますが、内部調査・監査(内部でも可能だが、外部に委託)、外部調査・監査に分けられます。まずは内部のものであれば、内部統制の調査・監査が…

Hold a Calibration 甘辛調整をせよ

人事考課を部門ごとにした後で、部門ごとに甘すぎる査定や辛すぎる傾向が無いか確認しながら最終評価を決めていく工程をCalibrationと呼んでいます。それはいくつかの部門を統括している人が、自分の統括範囲に応じで自分だけで調整することもあれば、部門長…

Internal Sales

会社にインターナルセールスという職種を強化しています。 営業という職種は、お客様との直接の対面(オンラインも含む)をすることによって、受注・売上をする職種ですが、インターナルセールスは既存のお客様からの問い合わせに応じて、定番製品の在庫状況…

Harmonization

新しく買収した会社の事業と従業員の受け入れの準備をしています。事務所やその他必要な施設の余裕があるか、必要なライセンスの移行手続きにどのくらいの期間が必要か、そしてやはり一番ややこしいのは、給料やその他福利厚生などの報酬面の条件面、経費精…

Grandfathered

既得権益というのは誰しもが守りたい、手放したくないもの。政治の世界でも各産業の団体がXX政党を推すのは、規制で守られている権利を変えてほしくないとか今までの慣行を保持したいためで、票が欲しい政党は改革が推し進められないという大人の事情になっ…

そろそろ本当にお別れ

今まで関連会社だった会社が別の会社に売却され、全くの別の会社となり、半年間の移行期間契約もそろそろ終わりとなります。その会社の経理、給与計算等を引き継ぎ、事務所の移転までこぎ着けました。その元関連会社は、日本には全く他の拠点が無い現地法人…

Promotion についての感覚の差

来期に向けての組織変更、昇格昇給の査定時時期に入っています。 米国の本社側に社員の昇格を申請すると、そんなにマネージャーが増えるのか?と誤解されることがありますが、日本には社員等級制度という階段のようなものがあり、社員は年数を踏んで経験を積…

イチゼロか期待値か

時々発生する、サイコロの目と期待値 的な問題が発生しました。来月の売上見込みの件です。ある案件で売上金額1,000万円(仮)のものがありますが、米国の工場側からの出荷日が日本に届く日数を考えたら来月中の納期ギリギリで、日本での追加工の日程が間に…

今の会社で9年経ちました

今の会社に入社したのは2012年の9月でした。まるまる9年過ぎました。外資系の会社は比較的数年で転職するのが当たり前な人が多いというイメージでしたが、今の会社は比較的社歴が長いです。新卒の採用はしていませんが、20年くらい前までしていたそうです。…

久しぶりのオーストラリア英語

コロナ禍のコミュニケーションの機会を保つことを目的として、インドの現地法人の社員同士でやっていたウィークリーの持ち回りプレゼンテーションの会が日本の社員とやることになって、3回が終わりました。多かったのは、自分の国の観光名所、自然、食べ物、…

ドイツ版モノタロウ!?

営業部の人から「相談があります」と連絡がありました。相談事とは、今までドイツの関連会社が現地で買って日本に送ってくれていた工具が、社内的にあまり需要が無い(日本も購入したのは10年前)製品として廃番になったためにドイツの関連会社から買えなく…

Onboard Survey and Exit Survey 

会社では、Onboard Survey(入社後のフォローアップのためのアンケート)とExit Survey(退職時のアンケート)を導入して、会社の働く環境改善に役立てています。もちろん、それを取り入れている会社は外資系だけでは無いし、やり方はいろいろある(人事部が…

New Merger Project

米国の本社で、ある事業を買収しました。本社のほうでは毎年のようにどこかの事業を買収しています。日本に拠点が無い場合が多くそれほどその買収劇の影響を受けないのですが、今回は日本に拠点があるので、社員の転籍やら事務所の移転が必要になりました。…

Solid Lineが最も強いはずなのに

外資系は原則Solid Lineと呼ばれる直属の縦の上下関係がとても強いです。ある社員が優秀だから、自分の部署に異動させたい場合、原則はその社員の今の上司にまずは話をして了解を得た後でなければ、当の本人に先に言うのはルール違反です。今の会社で、その…

外資系子会社の多くは中小企業

今まで働いた外資系企業は、例えばP&Gとか、IBMとかのように日本市場でもどっしりと構えた大規模の会社ではなく、少なければ25名程度多ければ300程度の会社です。一部イギリス資本がありましたが、ほぼ全期間アメリカ資本の会社でした。外資企業は自社の既存…

会社の決算情報は原則非公開

外資系子会社、現地法人で未上場ともなると、原則会社の決算情報は非公開となります。本社承認で極度の枠がある銀行や税務署には決算情報は渡しますが、それ以外については、決算情報を開示するには本社の承認が必要となっています。通常会社の決算情報を要…

Black Employee Network プロジェクト

ずいぶん前になりますが、日本で肌の色が黒い外国人を 「黒人 こくじん」とか言ってはいけない。日本語がわからなくても、そういう言葉だけは最初にわかるようになるから。と言われたことがあります。またそれを避けようと「肌が黒い」と言ってもわかるから…