毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

ダイバーシティの道はつづくよ

外資系企業というと、職場に外国籍の人が居ますか。と質問されることがありますが、居ないです。

製品の検査をする現場では数名いますが、それ以外は外国籍の方はいないです。以前は1名ハーフの日本国籍の方が居ましたが、それだけです。

採用のための面接をしていると日本語1級ですという外国籍(だいたい中国籍韓国籍の方)が時々います。社内的な業務では通常レベルの日本語と英語ができれば問題無いですが、日本企業の取引先の担当者とやり取りをする仕事や、文章を社内でも多くやり取りする必要がある場合は、やはり同じ能力の場合は日本国籍の方を優先的に採用します。

また女性の採用も積極的に進めていますが、どうしても出産休暇と育児休暇、育児休暇から復帰した後の育児のための時短勤務がありますので、女性を採用するときには、結婚間近・結婚直後の方はちょっと敬遠してしまう傾向はあります。というのは、入社して慣れてから、そのような休暇に入って休暇明けの復帰もスムーズにできる場合は問題無いですが、入社後すぐに長期休暇となると、入社後のOJTの期間が全く無駄になるので、無理もないかなーと思います。

ダイバーシティのためには会社も少し余裕を持った人事配置が必要だし、一面の能力不足(ここでは言語とか、休暇中のブランク)を補い何かをもって活用してもらうような会社の度量が必要だなと思います。中小企業は余裕も度量もこれからだなと思います。

私も結婚直後に、会社のM&Aがあって自分の仕事にあまり満足いかなくなった時は転職を考えましたが、妊娠・出産とかが転職と重なったら嫌だなーと思ってその会社に居続けました。その後子宝には恵まれませんでしたし、その会社に居続けたので、今の仕事に続いているかと思うと、結果OKだったです。