毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

賞与のタイミング


多くの日本の会社は、夏と冬に賞与がそれぞれ月給の2か月前後の金額が支給され、他に決算賞与というものが3月の年次決算時に支給されることもあると思います。これはお盆と正月、そして年度が変わる時には何かとお金がかかる用事が多いので、日本の文化に合っているなと思います。

外資系では、賞与のための査定を年に1回にしたいからか理由はわかりませんが、年に1回のところが多いです。他にも営業成績に応じて支払う場合は、受注の翌月に支払うとか、四半期に一回支払うなどもあります。

年に一回の賞与は、やっぱり12月にもらうのが日本人にとっては良いなーと思います。今の会社も12月にしています。問題は、金額の確定が年末調整の締め切りギリギリなことです。本社側もクリスマス頃に支給されるらしいのですが、原則個人が確定申告をするアメリカでは、早めに賞与の金額を確定させて所得税の年末調整を会社がする必要が無いので、文化の違いを感じるイベントの一つです。

1月に賞与をずらせないのか、と考えたことがあります。賞与は年に一度支給されると会社の規程には書いてありますが、支給月までは書いていない。1月支給でも全く問題ないのですが、でもやっぱり社長としては良いお正月を迎えるために12月に支給したい。ということで、毎年ハラハラドキドキしながら、12月はいつ賞与の最終承認が下りるかなーと思うのです。

そういえば、中国はどうなのかと聞いてみたら、中国は1月に支給しているとのこと。旧正月前で、それはちょうど良いですね。