毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Private Equity 投資会社

今までに、働いていた会社が上場会社の子会社ではなく、プライベートイクイティが株主になったことがあります。プライベートイクイティとは金持ちの個人資産家だと思っていましたが(汗)、正しくはファンドですね。未上場の会社を上場させたり再度売却して…

ちょっとしたひっかけクイズ?

会社にとってフィッシングやウィルスなどのサイバー攻撃によって、情報漏洩や一時的な情報網の麻痺を防ぐことは今や重要な課題になっており、毎年そのための予算が増えていると聞いています。私的なE-mailアカウントにも迷惑メールがたくさんくるので、私はG…

Individual contributor

仕事上の事は、毎日365日やっているので、それほど驚きが無かったりしますが、人事系の特に評価制度やその単語については専門外だからか、新しい発見がちょくちょくあります。人事考課は、中間評価と年次決算近くにやる年次評価と2回あるのですが、今までは…

Desktop Procedure

オフィスの英語、特にバックオフィス(間接部門)系の言葉は本当に体で覚えたことがたくさんあります。都度、それって何?それってそういうのね。の繰り返し。その一つがDesktop Procedureというもの。どこの会社も人が辞めた時や異動になった時の引継ぎが重…

TOEIC 会社での団体オンライン受験

会社でTOEICの団体受験を企画して実施しています。昨年までは紙べ―スでしたが、今回はオンラインで実施に変更することにしました。紙ベースとの違いですが、1、時間が2時間から1時間に短縮2、結果は紙では発行されない(正式な結果とはならない)3、一人…

会社の働く環境 Cubicle

日本の会社の伝統的な机の並びは、島型でした。部署ごとにコクヨのスチール机(引き出し一体型)が並び、ちょっとだけ離れたところに、お誕生席向きにその部署の上席の席がある感じ。20数年前に外資系に転職して、色々な席の並びはあるものの、働く環境で一…

IDは共有するべからず

日系の会社にいた20数年前はまだITが会社に普及していなかった、というかその会社があまりITに投資をしていなかったので、PCは1人につき1台ではなかったし、オフィスコンピューターみたいなものはフロアで共有していました。外資系に転職した時に、1人に1台…

会食の支払いは一番上席が支払う

会社にいろいろな規程がありますが、本社発信の規程はDelegation Of Authorityといって、厳格に決まっているものがあります。会社組織として本社の社長が承認する重要決裁事項を、案件ごとに金額の限度額を設けて社長の下の事業部のトップ、その下の各地域や…

ボーナスと賞与はちょっと違う

日本でボーナスというと月給のほかに、通常(ここ大事)的に年に2回支給されるものです。賞与という呼び方が公式かと思います。そしてそれが通常的なので、例えば住宅ローンの返済は年に二回のその月は増額されていたりしていますよね。外資系企業は年俸制で…

PTO 有給休暇

仕事を休むときに、私の記憶が正しければ、I will take a day off.と言っていたと思うのです。いつのころからか、I am on PTOとe-mailの自動応答で見かけるようになり、今では当たり前のように I will take PTOというようになりました。I will take a day of…

期限の言い方

日本語でもいついつまでに資料や数字をください。という時はちょっと工夫しないと意思の齟齬が生じることがあります。例えば、X月20日中に提出してください。と書くと、こちらは大体その日の17時か18時だろう。だから残業して19時までに終わらせるかな。と思…

Solid と Dotted

外資系で組織上の概念で独特なのはReporting Lineという概念です。組織上の評価者、人事権がとても厳格で、それはReporting Lineと呼ばれています。組織上の誰の部下になっているのかを意味しており、直属の上司との関係を、Solid Line 実線と言います。それ…

ExemptとNon-Exempt

外資系の雇用体系の区分けで独特なのは、ExemptとNon-Exemptです。 Exemptって辞書で調べてみると、「免除された」とか出てきます。 私が初めてExemptと聞いた時に理解するのにややこしいものでした。欧米では通常の月給制の正社員は大体Exemptで、工場の作…

カジュアルな監査担当

アメリカ本社で契約したアメリカの会社の監査業務を日本の子会社・資本提携会社が実際には日本法人の私が勤めている会社の監査に来るというのが、毎年実施されます。監査は2種類内部統制(SOX)監査と会計監査会計監査はいわゆるビックフォー(Big 4)と呼…

仕事上の英語

会社では新卒採用はしてないので、通年で中途採用をしています。採用案件が途切れたことが無いってくらい、常に採用案件があります。だいたい辞めた人の補充です。困ることは、募集要項にビジネス英語レベル(TOEIC XXX点程度)と書くととたんに応募者が減る…

売上見込みはサイコロの目みたいに

売上見込みを出してくださいと営業にお願いすると、案件(商談中・見積提出済)リストとそれぞれの案件のなんとなくの売上月見込は出してくれますが、月ごとの売上額見込みを聞くと一変して答えがあいまいになる方がいます。うーん、この案件も受注できるか…

Accrualのメリット・デメリット

ある経費について、その事象がすでに発生していて明らかに支払いは発生する内容だが、金額について定かでは無い場合、会計上・決算上は経費の計上をします。アクルーアル(Accrual)というものです。日本語ではなんと言うのか確認したことがないですが、発生…

Annualized impact

数字の話をしているとよく「年ベース」という概念が出てきます。新製品の販売開始や値上げ戦略が会計年度の途中だと、今期の売上増XXX円、その後の年額ではXXX円のような表現になります。これは経費についてもそうです。予算の資料の一部に、売上や経費の今…

システム開発のキモは消費税

今の会社ではERPとしてSAPを使っています。原則受注から売上・売掛金、入金まで、発注から購買・仕入れ計上、支払いまで、その他製造、在庫管理もすべて一貫してSAPが対応しています。海外の親会社、主要の関連会社が先にSAPを導入して、それを日本に展開す…

予算作成の妙

来年度の予算作成の準備が始まって、昨年度実績、今期の先月までの実績を比較しながら、今期の年間見込みと来期の予算を準備しています。今期の年間見込みを作成して、来期の予算を比較するように説明資料を作成するのが最終の成果物になります。来期の予算…

諸刃のバックログ(Backlog)

Backlogという言葉を初めて聞いたのは、前の会社の年度末の決算報告情報の中にBacklogの数字を入力する欄があったとき。12月の決算時に翌期の売上となる受注残がどれだけあるかの数字を入力していたのですが、その時のビジネスでは、倉庫にある在庫を注文を…

JもSもMもPIP対象

今働いている会社の社員の等級にJ等級ジュニア、S等級シニア、M等級マネージャーという等級がありますが、基本的に会社で働いた期間が長くなれば、会社で必要なスキルを習得したり能力が上がってくるという仕組みですので、内容的には年功序列に近いです…

日常での小さな英語学習

Excel English 会社のコンピューターはDellで、OSはMicrosoftです。 英語学習のために、毎日英語に接する機会を少しでも増やそうとに工夫していることは、OSを英語Versionにするということです。 上がエクセルのホーム画面の上のリボン部分です。すべてのメ…

タウンホールミーティング

一時期日本でも少しニュースになったことがある、タウンホールミーティング( Townhall Meeting)。知らない言葉に出会ったらまず辞書で調べます。今はググるですが、最初にこの言葉を聞いた時に調べたら、Townhallとは「政治家が市民と対話する集会」。なんの…

ビジネスパートナー

パートナーという言葉は、結婚していないけれどほぼ結婚しているような相手のことか、ペアでスポーツをするときの相方のことをそのように呼ぶ以外あまり思い浮かばないのですが、外資系では ビジネスパートナーという言葉が良く使われ、且つ重要視されます。…

心に残っている上司の言葉

国籍が違えば、人生哲学も違うし、仕事にたいする姿勢も違いますが、往々にして外資系の、より上(ただし私が直接接する程度の上)の経営層はいろんな修羅場を経験しているので、会社では人間掌握力が長けていると思います。私がそのように思うのは、私が今…

会社は警察ではありません。

日本語で話している時でさえ、会話しているが必要になるのが、一つは時系列これからするつもりなのか、すでにやったのか。その時持っていたのか、いなかったのか。そして今後持つつもりなのか。次に主語自分がそう思ったのか、他の誰かが言っていたのかなど…

クリティカルマス

会社の部門がいろいろな部門が分かれる時のクリティカルマス、最低規模はどのくらいでしょうか。私が今働いている会社は従業員200名程度。これは規模とすると中小企業となりますが、小規模とまではいかない規模です。間接部門もそれぞれ分かれています。これ…

複雑なマトリックス

マトリックスって、映画のマトリックスしかあまり聞かないですが、外資系ってこのマトリックス(matrix)というものが特徴的なんです。英単語の意味自体を調べると、《数学》行列と書いてあります。説明に困るのですが、組織の意思決定者が縦横に複雑に絡んで…

エクスパット災害

外資系で働いているとよく遭遇するのは、本社の指示で日本法人に異動してきた外国人(エクスパット)です。住居(広い)と自動車(高級)は会社負担、転勤手当みたいなものも支給され、家族連れの場合は子供のインターナショナルスクールの学費、はたまたメ…