毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

ボーナスと賞与はちょっと違う

日本でボーナスというと月給のほかに、通常(ここ大事)的に年に2回支給されるものです。賞与という呼び方が公式かと思います。そしてそれが通常的なので、例えば住宅ローンの返済は年に二回のその月は増額されていたりしていますよね。

外資系企業は年俸制で、ボーナスってない。だから1年間頑張っても頑張らなくても変わらない。って思っている人もいるかもしれませんが、そういう会社もあります。たぶんですが、査定するというイベント(上司と部下が面談して話したり、それに基づいて個人別に計算したり、全体のバランスを見たり)の事務作業が煩雑で時間がかかるから、できるだけ年に一回に抑えたいという理由もあるかもしれません。時給で働いていない限り、残業代も通常無いです。

じゃーボーナスって何?ですが、外資系企業でBonusボーナスというとちょっと違ってきます。多分、プラスアルファで時々出るもの。的なイメージです。出てもそれほど多くない。
他にもIncentiveインセンティブというものもありますが、これは例えば営業成績に応じで支給されるもので、ゼロになることはあまりないですが、営業成績が悪ければ10%、良ければ年収の40%とか、振れ幅が大きくなります。

日本的な賞与とは年間の給与の一部で、月々の金額を低く抑えて年に2回にその貯金的なものを支給する。って意味にとらえるとわかりやすいです。Lumpsum Paymentと説明していました。

計算式で例を書くとわかりやすいかと思います。
外資系 年収は月給x12カ月+インセンティブ10-40%(事務職系は5-15%など)
日本  年収を16で分割して、月給x12+2か月分の賞与x2回
年収が変わらないとすると、日本の方が月給を低めに抑えているイメージですね。


外資系にも決算賞与的なものが支給されることがありますが、あまりないです。会社も、会社の利益も最終的には株主のものという意識が強いからかもしれません。