毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ人のダジャレ 惑星編

ミッションシリーズ第4弾『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』をひかりTVで見ていた時の事。ミッションを達成するべくチーム一丸となり、個別に与えられた担当分野で奮闘中していて、遠隔地のやり取りをお互いが無線でする際、それぞれを惑…

ISエンジニアとの異文化交流

会社が全社ベースで導入しているソフトウェア、特に基幹システムを日本でも導入する際は、売上、在庫、会計のモジュール毎に本社から選任されたプロジェクト担当が来日して2週間から数か月間、現状のプロセスの聞き取りから、その移管方法の検討、最終的に新…

Noというゼロ回答は無い

本社が海外ということで、いろいろと本社側から指示が来た時に「それは難しいです」というように、日本的な回答をすることは原則できないというカルチャーの違いがあるように思います。指示する方も何かの目的があって、そしてある程度国の違いを理解して言…

少しづつですが紙が減ってきました

経理業務はとにかく紙が多いです。請求書とそれを計上したときの買掛伝票に始まり、支払処理時の銀行手続き(三菱のBiz Stationを使っています。)とその支払い伝票、それ以外の経理入力の元Data計算したものとその入力した伝票。売上時に発行した請求書、そ…

古い電子メールは会社にとって有利か不利か

アメリカでは、一定期間経過したメールをサーバーから自動削除するという運用をしているところが多いようです。それはなぜかというと、裁判王国アメリカでは会社に証拠の提出を求められた時にはあるものを全部提出しなければならず、過去何年にもわたる古い…

請求書 XX日締めは癖が強い

日本では当たり前の、月末日締め翌月末日支払い(休日の場合は翌営業日)これが外国人に伝わりにくい。海外は請求書毎に発行日からXX日後が支払い期日みたいになるのが普通だからです。そのような日本の支払い条件を、ソフトウエア上で開発してもらう時には…

Salary Range 給与幅

会社もいろいろ、給与制度もいろいろかと思いますが、だいたい日本の給与体系は、等級制度(階段方式)かバンド型(賃金範囲)制度があると思います。等級制度とは職能(年齢や社歴を含む)と役職等で等級があらかじめ設定され、等級が階段上に上がっていく…

パイプライン管理とファネル

売上の案件について、リードをつかんで、その顧客の要望事項を確認、仕様打ち合わせ、見積もり提示等、受注成約までに各種の手順や段取りがあり、それぞれのポイントで色んな関係者、各種の要因(技術判定、予算承認等)が絡み、ようやく受注!となるまでの…

固定費と変動費のレバレッジ

会社の事業運営上、固定費と変動費があるというのは、管理会計の本には必ずと言っていいほど書いてあります。そして損益分岐点(収益と費用が等しくなる点、赤字と黒字の境目)とか言う観点での分析も必ず書いてあります。新規事業の収益見込みや製品別・部…

従業員の給料がそれほど上がらない訳

貸借対照表を見た瞬間、資本家にはかなわない。と思った。数ある記憶に残っているサラリーマン諸先輩の名言の一つです。そのお方はサラリーマンとしては若い時から外資系会社で手腕を発揮して社長まで昇り詰めたお方です。社長と言っても出資者ではなく、あ…

競合に転職されたら

会社に入社するときは、社員としての機密保持条項を盛り込んだ契約書にサインしますし、服務規程にもそのような文言がある規程が多いと思います。また、会社を辞めるときにもある一定期間機密は守る、競合には転職しません。みたいな誓約書にサインをしても…

コミュニケーションとしてのCheck-in

チェックインとは旅行の時に使うだけではないようです。

Gross upが必要になります

会社とは従業員の皆様あってこそ。経営者だけでは成り立ちません。その従業員への支払いが、なんらかの原因(会社の統廃合などの組織変更、制度変更、手続きの間違い)で、給料やその他の手当の変更や遡及調整が必要になった場合、合理的にやらなければなり…

ROICもやり方は一つではない

経理の仕事をしているといろんな数値観測が必要になります。売上を分母にした粗利率、営業利益率はもうけ率を把握する一番基本ものもですが、運転資金(お金)の有効活用度合いを把握するものとして、売上債権回転期間(日数)、在庫回転期間(日数)、総資…

経理じゃない人に経理理解してもらう

経理は経理がわかって当たり前。経理以外の人にどうやって経理を理解してもらうか。が仕事上重要なポイントだったりします。営業は経理なんかわかわからなくても平気と思う人もいますが、当然自分の会社の利益も気にしなければいけないし、顧客の経営状況が…

翻訳はDeeplを愛用

時間をいくら掛けても完璧にならないのが翻訳の世界だと思っていますが、通常の業務で使う英語はあまりそのようなアートでは無いので、早くて論理展開が明快で、簡潔であれば、7程度の正確さでも全く問題ないと思います。それが社内間のやり取りであればな…

やるやる詐欺

外資系企業とはあまり関係のない話ですが、世の中にオレオレ詐欺というものが居ますが、会社で困るのは「やるやる詐欺」です。そういう方に限って(?)返事だけは良いです。メールで何か依頼等をすると「承知しました」と速攻、御意メールが来ます。ただ、…

英語を使うの違いを実感

新卒で入社した時に、貿易実務が業務だったので、英語は読み書き、専門用語として使ってはいたし、自分で学生時代に英会話学校に通っていたので人よりは英語はできるわ~。みたいな印象だったのですが、5年いたその日系の会社を辞めて外国資本の会社に入社し…

職種変更組です

経理周りで働いていると、だいたいずーっと経理周り一筋の方が多いように思います。経理一筋XX年。それは俗にいう叩き上げ。というのも日本では、新卒で就職時に配属された仕事をベースにキャリアを築く人が多いからです。私はというと、新卒での会社で配属…

追加したショートカットキー

仕事は事務職のため、毎日パソコンの前に居る時間がほとんどです。パソコンのメーカーはアメリカ系の会社になってからずっとDELL、もちろんOSはMicrosoftよく使うのは、Outlook(報連相になくてはならない)、Teams(通話とチャット、前はCommunicatorとかSk…

英文メールの書き出し

日本人が直訳した英文メールを見るとびっくりすることがあります。その理由は二つあり、一つは単に私が出会ったことがない英語の言い回しのためで、もう一つは日本語を直訳している時です。例)Thank you for your usual support.これをメールの冒頭に必ず書…

seek outside opportunity

トップマネジメントの退職の本社通達の時によく書いてある表現です。まー、体の良い肩叩きが多いです。比較的時間をかけて本人が会社と交渉した場合には、次の職が決まっていて、それについて産業やタイトルについてさらっと書いてある時もあります。引退の…

定期昇給は当たり前ではなくなる

私の今働いている会社は、日本での規模も大きくないので労働組合も無いですが、毎年昇給があります。それほど多くは無いですが、原則は定期昇給の仕組みがあります。ただ前の会社のある事業部(人事制度は事業部制)では、職種に応じてバンドという等級があ…

電話会議は電車の中

電話会議は聞くだけでいい場合がほとんどです。しかもアメリカとヨーロッパとアジアで一斉にする時には、どうしても日本の夜の時間帯です。夜の時間帯の時はパジャマに着替えて、終了してすぐに寝れる準備をしてやります。ヨーロッパとやる場合は夕方になる…

韓国人も香港人も苦手?

先日の英語でのTeamsアジア会議にて。今はAIが主要言語であれば瞬時にキャプションをつけてくれます。YouTubeもそうなっていますよね。この時期は各国の事業概況の時に必ずCovid-19の影響を含めて話します。インド人とシンガポール人の時にはほぼ完璧にAIは…

公証人の前で誓ったこと

もう15年以上前の米国公認会計士(USCPA)の試験を受けるときの話です。アメリカの試験イコール国家試験並みですが、州ごとに受験資格やら認定方法が違うので、まず自分の学歴や専攻、実際に米国領域に受験に行く時の旅費や時差の問題を考えて受験したい州を…

上司の成功が自分の成功

どこの会社でもあることかと思いますが、上司との相性が悪い時や出来の悪い上司の部下になった時はとても気分が悪く毎日が憂鬱になると思います。不満を言う。指示に従わない。意地悪をする。いやいや従う。このくらいしちゃいますよね。外資系企業だと上司…

賞与の金額の確定がギリギリすぎる

アメリカとの習慣の違いで毎年困っているのが、賞与の金額の確定のタイミングがギリギリすぎるということです。日本では給与や賞与は税金を差し引かれてその都度支払われていますが、年間の支給額やら扶養家族やら個人保険・年金による控除額を働いている会…

欧米の契約書の違いその2 割印は無い

日本には独自のハンコ文化があるのは結構周知されているかと思いますが、それに関連したことも他にもあります。契約書が複数枚になった時に、背表紙的なものをつけて小冊子にして、その背表紙の切れ目と表紙か最後のページにポンとハンコを押す、「割印」と…

欧米の契約書の違いその1 バックデートはしない

日本の習慣と欧米の習慣で違うことはいろいろありますが、契約書の調印(サイン)の仕方もその一つです。契約書内容の特徴としては、日本の契約書は社交辞令(?)的な内容が多く、あまり権利義務についてはきっちりと書いていなくて、それほど意味のないXXX…