毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

英語を使うの違いを実感

新卒で入社した時に、貿易実務が業務だったので、英語は読み書き、専門用語として使ってはいたし、自分で学生時代に英会話学校に通っていたので人よりは英語はできるわ~。みたいな印象だったのですが、5年いたその日系の会社を辞めて外国資本の会社に入社した時に、カルチャーショックがすごかったです。

まず、一人1台のパソコン(もちろんデスクトップ)が与えられ、電子メールアドレスも付与され海外の関連会社とのやり取りがあって、みんな個人個人で気軽に英語で電子メール(その時にはみんなそう呼んでいました。。)をやり取りしていたのは感動したのを覚えています。

また今でもよく覚えている、英語で日常があると思い違いを実感したことがあります。端末にデータを入力するときにやり方の説明を受けた時のやりとりですが、受けた説明は以下の通り。
新規で入力するときには、Aと最初に入れる。
呼び出すときには、Iと入れて入力済みの伝票番号を入れる。
前の伝票を削除したい場合は、Dと入れる。

まー、英語使っていましたから、Aの意味はAddね。削除はDeleteね。と思ったものの、Iって何???と思って、教えてくれた人に、「Iって何ですか。」と聞いたら、さらりとその方は、「えー、考えたことないけど、InquiryのIじゃないの?」と答えました。えーーーー、その単語今まであまり使ったこと無いぞーーー。聞いたことあるけどー。すぐに辞書で調べたら、意味は、尋ねること、質問。それってQuestionでも良いじゃん。でも、そうだなー意味がちょっと違うか。でもみんなそんなこと当たり前に感じて端末入力してるのねー。と。

その時に思ったのは、海外に住んだことある人も多いし、外資系ってそういうのが日常生活なのねーと思ったことを、もう20年以上前なのによく覚えています。そんなこんなで20年以上。なんとかなるものです。