毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

ISエンジニアとの異文化交流

会社が全社ベースで導入しているソフトウェア、特に基幹システムを日本でも導入する際は、売上、在庫、会計のモジュール毎に本社から選任されたプロジェクト担当が来日して2週間から数か月間、現状のプロセスの聞き取りから、その移管方法の検討、最終的に新しいシステム導入を主導してくれます。

今まで何度か経験がありますが、比較的長い期間毎日会社で一緒に仕事をしますので、お国の事情や習慣を会話する中で理解したり、行動で感じたりします。

やはり印象的だったのは、15年くらい前インドから来た若いISチームでした。
自国でそれなりの教育と経験があるでしょうが、リーダー以外はISとしての経験が浅く、また人格的にもまだまだ幼いので、ピュアと言えばピュアですが、自由と言えば自由。

インドでは肉は食べられないので、最初はベジタリアンメニューを用意していましたが、そのうちに味をしめたのか「日本にいる間は良いんだ」と言って食べる人もいれば、厳格な人はワカメ・海苔を食べた時にすごく落ち込んでいて「ワカメは海の植物だよ。魚じゃないよ」と言っても、話を聞こうとしなかったこととか。いろいろ。

あの時は、Yesを意味する無限大∞マークのように首を振るのを見て、Noと言いながらなんでニコニコしてるんだろう。。。と思ったカルチャーショックは今でもよく覚えています。

 

インドチーム5-6人のほとんどが、帰国後しばらくしてお見合い結婚したということを噂話で聞きましたが、21世紀でもやっぱりお見合い結婚が多いのねと思った出来事でした。