毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

Desktop Procedure

オフィスの英語、特にバックオフィス(間接部門)系の言葉は本当に体で覚えたことがたくさんあります。都度、それって何?それってそういうのね。の繰り返し。

その一つがDesktop Procedureというもの。どこの会社も人が辞めた時や異動になった時の引継ぎが重要になります。仕組みづくりと引継ぎ問題は組織の永遠の課題かと思います。その時に大事になるのがこれです。特に経理系はルーティンが多いですから、これは大事です。

通常は、手順書とかマニュアルとか言うかと思いますし、もちろんいろいろな言い方はあるかと思いますが、私の中でへぇーだったのは、
Desktop Procedure
です。
Desktopってパソコンの画面の何?って思いましたが、通常仕事はPCベースでするのが当たり前になっているので、PCやソフトウェアの操作手順を意味するんだと思います。

社内間でも、海外拠点からRemote・Offshoreでサポートしてくれているのでとても助かったことがたくさんありましたが、そのためにも付きっきりで隣でやってみて分からないことがあったら都度教えるというのではなく、まずは標準的(もしくは担当者が何をどうやっているか)なものをマニュアルを作成しておいて、それをベースにやるということが当たり前になっていました。

そういえば、海外のShared Service会社への業務移管の時にも、まずはその業務請負をする会社の人たちがやってきて、隣にべったりと2週間くらい張り付いて、何をやっているか見てManualを作るところから始めていました。その担当者達は定時後にホテルに戻って毎日その日に下書きしたものを手直しするのに遅くまで起きていて、あまり寝る時間が無いと言っていたのを覚えています。その会社は中国の大連に拠点があり、日本語ができる人がある一定数いるので、日本の業務のShared Service(PC操作の事務職系やコールセンター)をビジネスとしている会社がたくさんあるようです。なんとなく暗黒の日本の戦争時代を思い出した時でした。