毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

Individual contributor

仕事上の事は、毎日365日やっているので、それほど驚きが無かったりしますが、人事系の特に評価制度やその単語については専門外だからか、新しい発見がちょくちょくあります。

人事考課は、中間評価と年次決算近くにやる年次評価と2回あるのですが、今までは全社員一斉に開始されていたのに、今年から部下を持っている管理職が先に実施して、1か月後にそれ以外の社員がやるというように変わりました。会社には部下がいて部下を管理監督、指導、チーム業績の責任を負うマネージャーと、部下がいないけれども業務は熟練していて業務上の指導・主導をするマネージャーの2種類のマネージャーが居ます。それを今まで、部下持ちマネージャー、部下無しマネージャーとなんとなく業務上は呼び分けていた(等級は別なので、公には等級表示しています)のですが、今年その1か月の時差をもって人事考課を開始するための本社からのお達しメールには


Manager と Individual Contributor 

と分けてありました。

Contributorってなんだか貢献度高そうで格好いい響きがあり、良い言い方だなと思いました。英語はこういうところがうまいなと思います。日本語は上司と部下ってなんとなく、言葉からして身分が違う的な意味が感じられます。欧米では、人類みな兄弟、平等の精神がベースだからでしょうか。

Diversity 多様性(これは日本語的にわかりやすい)
Inclusion 含有(該当する日本語がないのでわかりにくい)
とか、異文化・異種なものを受け入れるという概念は、だいたい欧米から日本に渡来しますね。