毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

会社の働く環境 Cubicle

日本の会社の伝統的な机の並びは、島型でした。部署ごとにコクヨのスチール机(引き出し一体型)が並び、ちょっとだけ離れたところに、お誕生席向きにその部署の上席の席がある感じ。

20数年前に外資系に転職して、色々な席の並びはあるものの、働く環境で一番の違いは自席の前についたてがあることでした。加えて机が引き出し一体型ではなく、天板のみで必要に応じて椅子と引き出しを入れられる、移動させられるタイプ。入社、退社が通年行われたり組織変更が多いことに対応しやすいのでしょう。

とにかく目の前にいつも誰かが居て、広げている書類も飲んでいる飲み物も、いつでも前の人に見られているのと違って、各自のスペースができて、適度な距離感があって良い感じです。

ついたてが前だけじゃなく、横にもありそして少し背が高くなり、扉は無いまでも個室のようになったのが、cubicle キュービクル。これを見た時には、あー、外資系だなーと思いました。自宅で個室をもらえた時の気分と似ているかも(笑) ただし、その人が席に居るのかいないのかはその場に行かないとわからなかったというのがちょっと面倒ではありました。今では事務所でもチャットがあるので、連絡を取りたい人のマークが緑色になっているかどうかで確かめる方法もあるので、そういう不便さは減りました。

まーぁ、今のトレンドはフリーアドレスで、固定的に同じ人だけと話すのではなく、いろんな人と話すことでアイディアを出しやすく、風通しを良くするというものですが、確かにそうすることでパワハラとか減るかもしれませんね。

加えて、役員の個室はガラス張り、会議室の壁もガラス張りで人が要るかいないかがすぐにわかるというのもある意味合理的!と思ってカルチャーショックでした。