毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

Marketing Communication(マーコム)という仕事

今の会社にはMarketing Communication(マーコム)という部署があります。今までそのようなものは無かったのですが、仕事的に広報とマーケティングの間くらいの仕事です。

つまり会社のイメージ戦略から製品の宣言活動まで、社内外に向けて(特に外部に向けて)、会社のロゴからストーリーから、販売戦略時に発信する製品情報等の目に映るもの、耳にするもののイメージを管理して、会社が広めようとしている方向性に持っていくための活動をする場です。

目にするもの、耳にするものは自然とイメージを生み、人に刷り込み効果を与えますので、それを戦略として使っていくための部署と言う感じです。

最近のトレンドから、紙媒体のみではなく、また広告のみではなく、HPの表示やコンテンツの管理、メルマガ、Webセミナー、展示会、製品説明書の管理まで、幅広い仕事をしています。

あまり日本の会社ではそのような部署を聞いたことが無いですので、これも外資系企業独特のものかなーと思います。

以前、この部署の人員補充・採用のお手伝い(会社案内を含めた一次面接)をしたことがありますが、私が普段ほとんどなじみがない仕事をしている方が応募してきたことを覚えています。それは映画の企画・製作のための資金調達、販促の仕事をしている方でした。エンタメ系の仕事をしている方にあまり会う機会が無いですが、その方が過去に担当した映画のパンフレットを実際に持ってきてもらってどのような仕事をしてきたか聞かせてもらいましたが、非常に熱意も幅広いスキルも必要な仕事だなと思った記憶があります。結局その方とはご縁が無かったですが、採用中にはいろんな職種の方に会えるのも興味深いです。