毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

タウンホールミーティング

一時期日本でも少しニュースになったことがある、タウンホールミーティング(

Townhall Meeting)。知らない言葉に出会ったらまず辞書で調べます。今はググるですが、最初にこの言葉を聞いた時に調べたら、Townhallとは「政治家が市民と対話する集会」。なんのこっちゃ?と思いました。Townhhall Meetingとくっつけて調べると「政治家が市民と対話する集会」と出てきます。


政治家がやっていて政治演説みたいなものをまねているのだと思いますが、これは外資系でよく使うもので、組織のトップ層が現場との触れ合いの場、直接語り愛の場を持つということを目的とした集会です。会社のその年の目標や経営戦略、その時の状況を広く社員に伝えたり、トップとの親近感を持ってもらうのによく使われます。まー、昔風に言えば、お殿様のご来訪かもしれませんが、欧米のものらしく堅苦しくはなくて、その場で質問もできるという少しざっくばらんなものです。元々は物理的な集会を意味していますが、今ではオンラインでもタウンホールミーティングと言ってやっています。本社のCEO、CFO、日本法人の社長と色んなレベルの組織のトップが、全従業員、各拠点の社員を全部集めて開く集会です。

伝説の創業者、経営者は徹底的に現場の声を聞いたと言うのを良く聞きますが、そういう日常的なものではなく、年に1回、半年に1回、四半期に1回等のレベルが多いです。

 

日本でニュースになったのは、その場での質問を事前に準備をして、意図的にトップに忖度したような都合のいい質問にしていた。サクラ行為じゃないか。ということでしたが、昔は企業のタウンホールミーティングではそれは当たり前のようにしていました。事前に質問を提出して、その中から選ばれた質問を当日するように準備していました。私もしたことあります。企業や雇用者ですので、政府と市民とは違うということでしょうか。。。

ここからは愚痴になりますが、事前にその日が予定されていたはずなのに、ほかの用事が入ったから欠席します。とか言う人が時々いますが、その業務も大事だけど、タウンホールミーティングはその業務の先の究極の目的のためにやるんだけどなー。お殿様のご来訪だから、余程のことが無ければ欠席はありえないんだけどなー。と思いました。。。ただ単に私のチームから出席者が減るのが嫌なだけですけどね(笑)