毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

事業部の名前

外資系は事業部の名前を日本語に訳すのがちょっと面倒です。

例えば、Electonic Power and Facility Solution (いい加減に作ったまったくの造語です)事業本部のSolar Solution部だとします。社内ではEPFSとかSSと略して通常呼んでいる場合が多いです。

日本でもEPFS事業本部とかSS部と日本での呼び名を決めるのが一番楽ですが、顧客には全く何をやる会社なのか通じない。

でもって日本語にするとなると、電力・施設のソリューションとか、あまりぱっとわかりやすい言葉が無いなーと思ったら、そのままのカタカナでエレクトロニックパワーアンドファシリティソリューション事業本部、ソーラーソリューション部とカナカナの羅列になってしまって、名刺とか封筒がそれだけでいっぱいいっぱいになってしまうこともあります。

今の会社では、部だけの名前のほうがシンプルで顧客にもわかりやすいということで事業本部の名前を使わないです。上の例で言うとソーラーソリューション部のみにしています。

時々おこるM&Aでの買収の直後は、市場で周知されているブランド名とそのロゴを残して部名にすることもありますが、数年後にはブランド名とロゴが使われなくなり、本社そのもののロゴに統一して、社内の部の名前を名刺にも書くようになります。

たかが看板、されど看板。
わかりやすい名前が一番。そしてセンスも問われます。

会計年度のたびに少しづつ組織が変わり、その都度名刺が刷りなおされ、、、名刺はもらった後はデジタル化するのがトレンドですが、やはり紙の名刺とやり取りしたりするのが人間の心もやり取りする感じでいいですよね。アナログは心に残りやすいですし。毎回古い名刺が捨てられなくて溜まっていきますが、必要経費と思って残った名刺は今年こそは、さっさと捨てることにします。