毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

Hold a Calibration 甘辛調整をせよ

人事考課を部門ごとにした後で、部門ごとに甘すぎる査定や辛すぎる傾向が無いか確認しながら最終評価を決めていく工程をCalibrationと呼んでいます。

それはいくつかの部門を統括している人が、自分の統括範囲に応じで自分だけで調整することもあれば、部門長が会して、お互いの評価を見ながら、甘すぎるように見える時には理由を聞いたり、手厳しすぎる時には、XXXさんは部下に厳しいですよー。みたいになったりします。

評価は最終的には絶対評価ではなく、相対評価です。6~7割が平均・中間で、1割5分から2割が平均以上、または平均以下となるように比率があらかじめ定められているというところが多いと思います。

根が優しくて、部下側に立って普段から指導をしている部門長は、どうしても甘いですし、最初から他事業部の目線も意識している部門長は辛目の評価になる傾向が強いように思います。

今の会社では人事考課の一連をWorkdayというツールを使ってやっていますが、上司が評価を入力した後、Hold a Calibrationという英語表記になり、Calibrationは自分の上司がやるものなのに、この後何をすればいいの??と思いました。

Holdという単語は、XXを実行する、開催するという意味で、Hold a partyとなるとパーティを開くになるのですが、他にもXXを保留にするという意味があるので、ややこしいのです。これはやれという意味なのかやるなという意味なのか、Non-Nativeにはわかりにくい。。。

今は改善されて、英語表記が On Hold に変わったので、このまま待てばいいんだ。とわかりやすくなりました。On hold であればあまり誤解が無いので、改善されたということがわかり、気持ちがいいです。