毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

何かとRating

外資系の会社は何かと人事系のことが独特です。通常の人事考課以外にも、結構いろいろなRatingをします。

Potential Assessmentと呼ばれる、将来の成長・期待度の評価というのもその一つです。縦軸に現在の業績の度合い3基準、横軸に将来性の度合い3基準と分けてそれらの組み合わせで、Solid performer、High performer、Starとかの9つの括りに分けられます。(この9 Blockの手法というのは比較的いろいろな評価の時に使われます。)


その人がどの程度の成果を上げていて、近い将来どの程度上のPositionに行けるか、転職の可能性がどの程度か、転職してしまったらどのくらいの影響があるか等を評価します。

それ以外にも、Succession Planningと言って、後継者計画というものがあります。これは上記のPotential Assessmentをより重要Positionに限定して候補者を選定して行うものです。

新規採用ではなく中途採用で社員を賄っているので、下から上がるような教育はそれほどないですが、将来の見込みのある社員には、それなりの意識づけとトレーニングがあるようです。

今の会社にも30代後半の、将来の幹部候補と見込まれている女性社員がいます。ただ、女性ですので、出産があり、すでに入社後数年のうちに第2子と第3子を出産した彼女は、ブランクができてしまうので、そのようなトレーニングもなかなかできていないようです。若い女性に頑張ってほしいです。