毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

他社の財務分析

恥ずかしながら、あまり他社の決算書を見て分析したことが無いです。
自分が今働いている法人の決算書は、もちろん最低月に1回は見ていますが、ただそれは本当の”見ている”ではないんですよね。

決算書は、比較して初めて価値があるものです。

自分の会社の過去数年間と比較する、同業他社と比較する、異業種でも同サイズの会社と比較することで、それがどのような意味があり特徴があるのかわかる。

と理屈ではわかっていますが、あまりやらない。エセ経理ですよね。毎年そこそこの成績で、資金繰りは本社がしてくれるから銀行さんに、にらまれないという外資系子会社の習性だと思います。今までいた外資系の会社は、本社が資金繰りをしてくれていましたから、決算書をハラハラしながら銀行の融資担当者に説明しなければいけなかったとかの経験がないのです。ドラマみたいに、土下座して頭を下げて融資してもらうとかも無いです。「そんなすぐ返済しろと言われても、困ります。なんとかお願いします。」ってドラマでは、経理担当者が銀行に泣きついているのをよく見ますよね。本来はそういうのをやるのが経理・財務の仕事なんだと思います。

この度、内部研修で経理を担当することになり、いろいろと決算書の見方も資料に入れたほうがわかりやすいと思って、えっちらおっちら他社の決算書を見ているところです。まだまだ覚えることある!というつもりで、トライします。