毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

Communication Communication Communication

日本語で言えば、1にコミュニケーション、2にコミュニケーション、3、4が無くて5にコミュニケーション。という感じでしょうか。

いろんなプロジェクトを進めるとき、各国のいろんな現地法人での進捗状況や、どんな障害があるのかを把握しなければ、全体としていい結果を得ることができないです。プロジェクトという名前じゃなくても、経理では毎月月締め、上場会社では大事な四半期決算、年次決算での特例事項や、問題点を把握しなければ、適正に連結決算書を作成できなくなるので、サラリーマンの鉄則 「報連相」が大事という意味で言われます。

別の表現では、 Communication is most important みたいにシンプルに言われることもあります。そう考えると、報連相 って日本語はすごいですね。端的で内容が濃い。

アメリカの会社と仕事をしていると、アメリカより日本のほうが日付変更が早いので、
前倒しで仕事をしなくてはいけないのがちょっとつらいところです。

例えば、昨日8月31日でやる仕事は、日本ではとっくに終えていなければならないのですが、8月31日夕方4時ごろにそこで何か問題が起こった時、相談したくてもアメリカは8月30日の深夜・早朝なので、Communicationしたくてもできずに、1)メールをして帰って翌日返事を読んで対応し、アメリカの担当者のほうが夜遅く日本の対応を待って確認する。2)もしくは自分が日本の夜遅い時間帯になるのを待って連絡をして、回答をもらって対応してアメリカの8月31日の日中に終えられる。ということになります。3)大事な案件じゃなければ、もちろんどちらも時間外に働くことなく翌月に持ち越しか、本社で妥当な調整を借りに入れて置くということになります。

ITサポートとかは、アジアのIT担当が帰宅する頃に欧州の担当者が始業して、そのうちアメリカの東海岸、次に西海岸、そしてまたアジアの担当者と引き継げるので、時差があるからこそうまく回ることもありますが、同じ時間帯でCommunicationするとなるとやっぱり時間外が発生するので、工夫が必要になります。