毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

言語の特徴

外国語を学ぶときに、意識するのは言語自体の違いです。欧米人にとって日本語が難しいのは漢字、ひらがな、カタカナの3種類の字があることも一つですが、日本語ネイティブが自然とやっていることで、なるほど考えてみたらややこしいことがあります。それは漢字の読み方です。

例えば 生 という感じですが、音読みだと 「セイ」「ショウ」、訓読みだと「いきる」「うまれる」「き」「なま」などの複数の読み方があって、改めて考えてみると外国人にとってはとても難しいのではないかと思います。これは中国語をちょっとだけ勉強した時に実感しました。中国語は子音も母音も発音が日本人にとっては難しいです。中には発音が英語と近いものもあった時には、これは英語のXXだと思ったり、とにかく日本語に無い発音と割り切って覚えていました。そして発音が難しい中国語ですが、一つの漢字に読み方は一つと先生に教えられた時には感動しました。割と楽なこともあるのね。って。自分の国の言語と比較すると、難しいところと比較的覚えるのに楽なことがあります。

そして英語ですが、なんといってもカタカナ英語が日本にはたくさんありますので、馴染みやすい単語がたくさんあります。でもその反面、要注意なこともあります。それは名詞から形容詞になった時に、主にアクセントの位置が変わったことによって発音が変わるものがあることです。あまり仕事で使わない単語の例しか思い浮かばないのがちょっと心残りですが、、

Comedy コ(カ)メディ(Coにアクセント)
Comedian カミーディアン(meにアクセント)

Canada キャナダ(Caにアクセント)
Canadian カネイディアン(naにアクセント)

英語の発音ではアクセントの位置に気を付けることによって、日本人独特の発音が気にならなくなり、通じやすくなると思うのです。

俗に言う空耳英語として、"How much?"が「はまち」"You know me?"が「湯飲み」と言えば通じるみたいなことですが、聞こえたようにマネしてみるしかないのが外国語です。ちょっと演じてみるようになるので、ちょっと恥ずかしい一面もあるかもしれません。いつも内気な言葉少ない人が、英語を話したとたんに饒舌になりプレゼン上手になる人が時々いますが、異国の言葉を異国の人格で話すくらいでやってちょうどいいのかもしれません。

中国語ですが、短期間で辞めてしまいました。それは使う場が無さすぎて、学習効果が出なさすぎでした。やっぱり英語は使う場があるので勉強の甲斐があります。英語を学びたいと思っている人は、外資系企業に転職するのが私のおススメです。

 

というオチでございます。