毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

不良外人とあだ名はつけているが。。。

友人に日本に住む外国人で人材紹介の仕事をしている人が居たら、ちょっと申し訳ないですが、人材紹介会社にも日系と外資系の特徴があります。

外資系紹介会社は、そこで働いている外国人がとにかくへこたれにくい。登録者や職を探している人をみつけるためにガンガン電話やメールをする。もちろん採用する会社側にもガンガン電話やメールをしてきます。どこかで名刺等を入手したのかわからないが(最近はLinkedInが多いと思いますが)、突然会社に電話してきたりします。興味ない。今は用は無い!と冷たくあしらってもあまりめげている様子は無いです。いや、めげていないと思います。日本という外国に住むという時点でタフなのですから。

 

登録型の紹介会社は登録者数を増やすと確率は同じでも数多く契約できる(宝くじと同じみたい。。。)ので、やっぱりめげない人がその仕事に合っています。また1人契約できるとその人の年収の40%程度の紹介料を得られるので、数人でもそこそこの年収を得られるのです。多分成果報酬型で給料をもらっている人も多いのでしょう。パナマ帽にバミューダパンツを履いて営業活動をしに来た外国人もいたことがあります。日本人と結婚して、日本に長く住んでいる日本語も堪能な外国人も少なくないです。そういう働きぶりが、毎日定時に会社に来て残業をしている普通のサラリーマンからすると、ちゃらちゃらして自由に見えて、不良外人と呼んだりしています。。。ごめんなさい。

日系の人材紹介会社は登録者数が多く(なんといっても一番はリクルートです)、もちろん採用する会社の担当者は日本語でやり取りができるし、やり取りも細かくできるのという良いところがあります。

 

ただ、一点、ビジネスレベルの英語を使う職を採用をするときには、外資系紹介会社のほうが便利だったりします。それは事前にその不良外人が電話等で英語で話して、その人のビジネスレベルの英語をスクリーニングしてくれるからです。さすがに面接時に日本人同士で英語で面接するのは、簡単では無いからです。私も今の会社に入社した時は、日本人の奥さんを持つイタリア人のリクルーターでした。その方は凄腕でしたので、とても心強かったのを覚えています。今はどこかの人材紹介会社の社長になっています。

今の会社で、6年働いていた人が転職をすることになり、英語が必要な職が空席になりましたので、採用活動をすることになり、あー久しぶりに不良外人と打ち合わせしなきゃなーと思っています。