毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

マッピングが連結のためにも基本作業です

経理の仕事をしていて、結構大事になるのがこのマッピングという作業です。

経理の帳簿から決算書を作成するときに、一つ一つの勘定科目が財務諸表の資産、負債、資本の部に集約されるように紐づけが必要になりますが、この紐づけ・ルールのことをMappingと言います。

最初聞いた時には、地図ってなに?と思いましたが、大真面目に使われている単語で、国が違ってもだいたい通じます。

経費項目(給与や旅費・交通費)は経理システムが違えば、入力するときのコードが違ってくるので、最終的に単体の財務諸表から連結財務諸表に仕上げる時に、それぞれの財務諸表に適切な項目がマッピングされていないと連結財務諸表の元がバラバラなものの合算となり意味をなさなくなるからです。

財務諸表以外でも、だいたい日常的にある入力の結果(エクセル)Aから別の書式(エクセル)Bへの変換への時にも必ず誰しもがやっている作業かと思いますが、Aのある数字が、Bのどこの括りに入るのかというものです。

マッピングってシステムのCoding Ruleで対応されているかと思いますが、自分の作業でも良くやる作業です。説明するときにはMappingと言えば通じる、便利な言葉です。