毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

面接は外の情報を得る貴重な場

内勤の仕事をしていると、他社のことを聞く機会が圧倒的に少ないですが、採用のための面接をしていると、今まで知らなかった他社のことやその人がどのようにキャリアを築いてきたのかを聞ける良い機会になります。

今、ある間接部門のマネージャーを採用中で、そのための1次面接をしています。募集してくる方はマネージャーというポジションからして、40代の方の面接をすることが多くなります。先週は3名とオンラインで1次面接をしました。どなたも強み、弱みがあります。

1、40代後半。今まで2社のみで仕事をしてきた安定志向の方。海外出張もこなしたことがある仕事大好き女性。今は装飾品関係の会社なので、もっと社会基盤を支えるような会社の仕事をしたいと転職を希望。SAPの操作の経験もあり、非常にスペック的にこちらの希望スキルに近い。今のところ問題点は気にならないが、マネジメントへのシフトができるか、実際に会ってみたら性格的にどこか癖が強かったりして変わり者じゃないかが懸念事項。女性ということでなんとなく勘ぐりすぎ?

2、40代半ば。何社か転職をしながらも、30代半ば以降は部下をたくさん持つ職務を担い、チームの成果もKPIで目標をもって管理してきたという、マネージャーとしてのスキルは十分。ただ、外資系の会社での経験があまりなく、英語も仕事で使ったことがほとんどないのが懸念。直近は半年くらいで辞めていて、理由が面接時の話と入社後の話が違って、違う仕事をやらされたからで、苦い失敗をしたと自覚をしているとのこと。時々面接でそういう人に会う時があります。

3、40代半ば。今まで日本大手の子会社一筋で働いていて、色んな部署や関連会社に異動、出向をしてきて、アメリカのロサンゼルスにも2年出向していたことがあるという、英語については全く問題ない方。マネージャーとしての経験があまりなく、マネージャーは部下の話をよくいて働きやすくすること(それをプレゼン資料にまとめていて見せてくれました!)だと思い込んでいる節がある、とても良い人だけど結果に責任を持てるかわからない感じ。ずっと日系の会社でしか働いたことが無いという点も気になります。

一応2時面接には、まず1番の方を推薦してみようと思います。