毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

年中無休の違い

日本以外の国の方とやり取りをしていて、習慣の違いに気が付くことがありますが、その一つは期間の捉え方です。

基本的には1日、1週間、1か月、3か月、半年、1年はもちろん同じですが、違いは年中無休の表現に出ます。

日本では、「24時間365日」とか表現します。
英語の表現は、「24/7 Twenty four seven」です。24時間1週間のうち7日と言う意味で、これが日本の「24時間365日」に当たります。24/7って、最初に見た時は7月24日かと思いましたけどね。。

原則、月単位より週単位なんですよね。
カレンダーには1月から始まる毎週の表記の左端に番号が振ってありますので、それで話が進むことがありますが、日本人はその習慣が無いので戸惑ってしまうこともあります。その際は、「X月XX日の週だよね?」と確認します。

また営業成績についても昨年X月との比較とすることもありますが、昨年のXX週との比較をすることもあります。それは全く日本に無い習慣です。1か月で売上処理できればいいやと思ってやると月締め周辺がどうしても忙しくなったりしますが、毎週締めるとなると、毎週金曜日あたりが忙しくなるというように変わってきます。

ところで、物事をよりシンプルに合理的に考える傾向にあるアメリカ人。
金利の計算でも違いがあります。日本人は日割り計算するときに分母は365ですが、会計士の勉強をしている時に、アメリカでは分母が360だと教えてもらいびっくりしました。1月を単純に30日として30/360 つまり1/12となるように設定しているのでしょう。他民族国家だから、物事をシンプルにしているという理由もあるのでしょうか。