毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

アメリカのCountyと日本の郡の違い

アメリカの本社の方から通達メールが来ました。マスクの着用に関する規定を米国疾病対策センター(CDC)の方針と一致させるようにしたとのことです。

CDCが、独自の基準で地域社会のレベルを低、中、高として判定しているので、それを見て、「低」または「中」の場合、ワクチン接種の有無にかかわらず、マスクの着用は任意とする。

ほー。どんなものかしらと貼られていたCDCのリンクをクリックしてみると出てきたのは、COVID-19 by County というサイト。アメリカの州をまず入力して、次に郡を入力すると地域ごとに警戒度が低、中、高と表示されるらしい。
興味ある方はこちら↓
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/your-health/covid-by-county.html

早速、本社のある州を選び、クリックしたが反応しない。郡が必須項目らしい。
え、郡?? 本社の住所には郡の名前は無いのに、選ばないことには無理だとすると、どうやって知ればいいの??と思って、その時間にやり取りができるアメリカの西海岸の人に聞いてみたら本社があるのはXXX郡のはず。って教えてもらえました。

アメリカ人は、住所に郡が表記されていなくても、郡レベルでの行政組織があり、必ず何かの郡に属しているものなのねーと、初めて知りました。それは日本の町村が、XXX郡XXX町(または村)と住所になっているのと全く違う感じですね。日本では郡は住所の表記にはなっているけれど、行政組織はないですからね。

よく見かける軽井沢もググると長野県軽井沢町公式ホームページと出てきますが、町役場の住所は長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2381番地1で、佐久郡です。佐久は佐久市と言うところもあるので、こういうところはかえってややこしいですね。