毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

高齢者に働いて欲しいのか欲しくないのか

関連会社に、70代でも経歴がちゃんとしていて専門職での実績がある方に、契約社員として働いてもらっている方がいますが、事情があり契約社員から業務委託(本人にとってはフリーランス契約)に変更した方がいます。

と言うのは、一定の給与を支給されると厚生年金が減額されるというのです。
要約:給与所得は現在受給している“厚生年金“と合算してその額が月次47万円を超える場合にはその超過額の50%が受給中の厚生年金の月額から控除される

 

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/zaishoku/20150401-01.html

 

その方が、自分の年金が減額されるという通知を受取って、びっくりして年金機構の年金ダイアル相談に聞いたところ、上記の事が発覚したらしいのです。

厚労省が、厚生年金受給者などの高齢者再就職促進を奨励する一方で、給与所得が一定額を超えると減額するなんて、高齢者の労働意欲を減退させることになって、なんだか矛盾しているなーとも思います。

その方が、年金機構にその旨文句を言ったところ、通りだと厚労省の担当の方も同感していたとのことです。びっくりです。

いやー、高額所得者の年金を減額するのは、それなりに意味もあるかもしれませんが、最低限もっと広く通知をして欲しいですね。