毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

男性の育児休暇取得 第一号

男性で育児休暇を1カ月以上取得 という会社で初めての実例があります。

最近、社員が社会保険料の負担を減らす目的からか、月末数日というケースはありましたが、ついに長期(と言っても1カ月半)のパパ育休第一号です。

この4月から、配偶者が妊娠・出産すると報告をしてきた男性社員には、必ず育児休暇を取りますか。と聞かなくてはならなくなったのですが、本当に働きすぎ日本、少子化日本を変えるようになるのかどうか。

もちろん本人が育児休暇を取得したいと希望することが第一ですが、上司が仕事の都合を考えてもなんとかなると思って許可をしています。

女性の場合は、本人の妊娠がわかるとだいたい産休、育休のスケジュールがわかりますが、男性がそれを上司に希望を出すのはそこまで機関に余裕がない場合が多いので、その辺がネックと言えばネックですが、今回のケースは一カ月半でしたので、上司も何とかなると思ったようです。

今回新型コロナのワクチンの接種のために、接種当日とその翌日の体調不良のために2日間の特別休暇を付与しましたが、ほとんどの方が1回の接種のために2日休暇を取っています。3回のワクチンで合計6日。こんなことを言っては不謹慎かもしれませんが、同じ給与でも特別休暇や各種休暇と企業や国の負担(育児休暇、介護休暇時の手当は会社負担ではない)が多くなって、社員の立場キープしながら、働く時間が少なくなっているような気がします。働きすぎ日本が変わるためのトレンドですが、その分一人ひとりの生産性が上がっていかないと、会社全体の労働力の一時的減もカバーしきれないな。と思います。