科目合格の有効期限の違い 会計士と税理士
会社で税務に興味がある経理部社員が税理士試験の合格のために勉強をしています。今年の試験日は8月2日だそうで、7月の月次決算の忙しいときですが、半休をとらせてください。と言っていました。
国税庁の税理士試験実施スケジュールを見ると確かに、試験は令和4年8月2日~令和4年8月4日となっていました。平日なんですね。
その方は、数年かけてゆっくり必須科目(簿記論及び財務諸表論と所得税法又は法人税法のいずれか)を勉強受験しているようで、今回は法人税法を受験して、合格すれば必須科目が完了すると言っていました。
科目合格の有効期限が長いな。と思ったら科目合格したら一生それが有効なので、一生かけて税理士資格をとることもできるのだと教えてもらいました。随分寛大です!
日本の公認会計士をググってみたら、科目合格の有効期限は2年とありました。米国会計士の科目合格は、1年半です。
試験日 | 科目合格有効期限 | |
税理士 | 年1回 | 無し |
公認会計士 | 年2回 | 2年 |
米国会計士 | 年4回 | 1年半 |
試験日の頻度にもよりますが、税理士試験は、国の税理士を増やしたいという意向がとても色濃いように見えますね。ただ、私は短期集中型ですので、1科目ずつ、自分のペースで何年もかけて勉強できるというのも一つの才能じゃないかと思います。