毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

病気・治療しながらの勤務

会社としてすべての社員に公平にしたいと思っていますが、中には病気の治療や病気の後遺症で、通常の社員と同じようにはできない場合があります。

例えば、癌になった方が治療する場合は、病院に行くための休み、投薬などのための体調不良、治療中の外見の変化(毛髪)などのために、在宅勤務、もしくは一定期間(月単位で)午前中だけの勤務にしたいなど、要望があります。

通常は、在宅は認められていない(コロナ禍は特例)し、1カ月午前中だけの勤務となると、それ以外のまわり人がそのカバーに入らなければならないなど、その個人の事情には同情しますが、どのように対応するのがいいのかが迷うところです。

それまでのその方の勤続年数や、職種、その部署全体のチーム編成にもよりますが、許容できる場合は、受けています。ただ、それを受けられない場合は、傷病休暇を取ってもらうとうしないと、他の方への不公平になる場合もあるので、慎重になります。

誰もが個人的と家庭の事情を抱えながら、仕事をしていますので、その人だけ特例にはしたくないですが、それがダイバーシティに反していると言えば、そうなってくるのでしょうか。

日本では個別の雇用契約ではなく、就業規程に応じた雇用契約となっているので、その辺がフレキシビリティーに欠けます。しかも、期限の定めのない雇用契約イコール定年までの雇用契約となってしまうので、いろいろな人生の節目(育児や介護など)や変化にフレキシブルにできないというのが原則。

副業もだんだん認められルようになってきていますので、これもだんだんと変化していくのではないかと思います。