採用する会社側から見た、実はあるある採用事情
外資系中小企業は、定期の新卒一括採用はしないで、通年採用をするのが普通です。それは業績の成長見込みに連動させて増員する以外は、退職者が出たら補充するという採用方針だからです。
よく外資系であるのは、その年度の予算で承認された増員や補充の採用を開始したのに、採用が決定する前に、会社の戦略・組織運営方針の変更や事業部全体の当年度の見通しが悪いと、採用が中断・保留になってしまうのです。
今の会社はそういうことはあまりないですが、一旦採用開始したらさっさと内定をもらってしまわないと、良いところまで選考が進んでいたはずなのに。。。と、その採用案件が停止となり、応募者にとって不運(そういう時期に採用されてしまうのが幸運か不運かは、結果としてはわからないですが)なこともあります。外資系の採用枠って結構不安定です。
そして、他に良くあるパターンとしては、応募された職種ではちょっと経歴やスキルがピタッと合わないが、別の部門のほうの別の職種の方が、会社からすると合いそうだから、そちらではどうですか。と応募者に打診することがあります。今までに何回もありましたが、応募者がそれを受ける割合はとても低いです。
同じタイミングで募集している複数の職種に応募された方は、やはりそれなりにその業界やその職種に興味があったからで、それよりもこっちはどうでしょうか。と言われたところで、自分の目指す・やりたい仕事のイメージとは違うのかと思います。
今週もまさにそういう案件があり、打診しているところですが、はたして候補者が受けてくれるかどうかは、未知数です。