毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

数字の説明書きの基本

会社で数字の結果が出た時にその説明書きをする必要がある場合がありますが、数字の影響が大きいものから順番に書くようにするのが基本だと徹底して指導されました。

 

 

例)今期の売上が500増加した場合

下記の1-5の順番は、会社で事業部を記載するときの通常の順番だとします。その順番は、創業時からの事業部が上の方(事業の古い順)だったり、主要事業(売上の規模)の順に並んだりします。

 

  前期 今期 差異
  1,500 2,000 500
       
1 繊維   800
2 食品   -150
3 自動車   50
4 鉄鋼   200
5 情報   -400
  合計   500

 

この時は、今期の売上は500伸びました。その要因は、繊維が+800、鉄鋼が+200、自動車が+50です。反対の減少要因は、情報が-400、食品が-150です。

 

のように記載することが原則で、これだと読む側がとても情報を整理しやすいです。

 

英語で書くとすると、

The sales grew  by 500 this year due to 繊維 800, 鉄鋼 200 and 自動車 50 offset  by 情報-400 and 食品-150.

 

のような感じです。この順番を意識していれば、それほど説明にも困らないし便利なルールです。