毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

監査対象から外れるかもしれないという衝撃

今働いている会社は、アメリカで上場していて、連結決算上の売上は成長を続けています。それはもともとの事業が堅調ということもありますが、買収によって規模を拡張しているからです。

日本の経済・GDPは、デフレの影響もありますが、他の諸外国、特に新興国の経済の伸び率と比較すると低調のままです。

となると、会社全体の売上は伸び続け、日本の法人の売上はそれほど伸びないという状況がここ何年も続いていて、連結決算売上に占める日本の売上の比率が下がる一方です。

このままいけば日本法人は、全体に対する重要度が無くなり、監査の対象から外れるかもしれない!

ええええ。外資系に努めて20数年、内部監査、外部監査どちらも対象外になったことが無いのです。そうなったら、みんなの心のタガが外れて、いい加減なことをしないだろうか。。。と心配になります。

監査を受けるということは、対応に時間もかかり、監査報酬も払うという代償はありますが、やっぱり統制を取るためには役に立っていますので、このまま続けて欲しいなと思います。