毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

子会社経理のキモ

子会社の経理業務は、なんだかんだ言っても本社の方針に従うことが、仕事のキモになります。日本で上場をしていない中小企業の外資系子会社は、日本での決算書等の開示(誰でも情報を得られるようにする)義務が無いので、とにかく上場している親会社が連結決算を組みやすいようにすることがキモだと私は思っています。

連結決算の大事な項目はいくつかありますが、一番基本なのは関連会社同士の債権債務(売掛金と買掛金)をお互いに合わせることです。

経理業務を海外の別の関連会社に外注しているために、全部は担当していない経理の買掛金担当者が、「関連会社の債権とは合わせていません。」と言ってきたので、短気な私はびっくりして、

「私たちは連結決算と現地の税金を支払うために仕事をしているんですよ!」

と、思わず言ってしまいました。

ちょっと極端に言い過ぎちゃったなーと思います。給料の支払いや、受取手形の取り立て等も仕事ですよね。

いやー、外資系子会社で経理等の仕事をやってきて20年以上、ずーっと関連会社の債権債務を合わせるのがマストだったんですけどね。でも、怒っちゃいけない。そのことの重要さとやり方がわかればみんなできるんだ。と思いなおしました。。。