毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

Probation period

社員を採用した時に、その人の資質(スキル、経験、企業カルチャーとの適合)を確認するために試用期間を設けている会社が多いと思います。それが Probation periodです。

この言葉はどこの国でも理解されやすいですが、国によって法律の違いから概念的には多少違うようです。

アメリカでは試用期間中に期待していた資質に合わなければ解雇できますが、日本では試用期間と言えども法的には本採用したことと違いは無く、会社側から雇用契約を一方的に解消することはできないです。一定期間を設けて(規程にもよりますが、必要があれば雇用期間を延長して)その人の職務・職責に適合していない内容を一緒に解決するべく、改善・強化する対応を一緒にしていきます。それでもダメな場合は、このままお互い継続しても良い方向に向かわないことを理解してもらい、本人に対応を考えてもらう(退職を含めて)ことになります。

このように国によって試用期間の意味合いが違ってきます。