毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

自社の信用調査を時々エゴサーチします

信用調査会社と法人契約をしています。顧客登録をするときに与信額の設定したり、定期的に大口の顧客や売掛金額が高額の顧客の評点を確認して与信額を見直したりしています。

上場会社が顧客の場合は、もちろん公開されている財務諸表で与信状態を確認できますが、そうではない場合は調査会社から企業情報の一部としての財務情報を購入しています。

自分の会社がそうしているのだから、同じように外部の取引先、特に納入業者は、こちらの与信額の設定のために企業情報を確認すると思うのです。となると、外部の会社が自社をどのように見ているのか気になるので調べたくなります。ところが、法人契約している場合は、自社の企業情報は購入できない仕組みになっているのです。

ついては個人で企業情報を購入できるサイトがあるので、そちらで個人で購入(費用は会社経費となるように精算しますよ)してみました。うむむ。丸い数字だし、何年も同じ売上と利益になっています。

確かに今の会社は日本で未上場につき、日本法人単体としては財務情報は未公開です。税務署と取引銀行にしか教えません。信用調査会社の担当者は定期的に業績を聞き取りに来ますが、「例年通りです」と答えるのみです。申し訳ないですが、未公開会社ですから。

信用調査会社の自社情報はあまり正しくない。となると、他社の情報もあまり当てにならないのかなーと思ったりします。信用調査会社の評点より、業界内での噂や、営業時に直接その会社の内部の方からの情報の方が最新かつ生の情報で、貴重ですね。

自社のは正しく教えない代わりと言っては何ですが、時々取引のある顧客から民事再生の手続きに入った等の手紙が届いた時は、調査会社に速攻教えてあげたりします。お付き合いですからね。。。