毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

中期計画

5年計画の季節がやって来ました。
各事業部のマーケティング担当者の1番忙しい時期の一つです。
色んな調査報告書から、市場の分析のために、競合、顧客、技術、法令、経済指標、地政、産業動向などを調べて、戦略と戦術を検討、進む方向を決めるために資料をまとめています。

私は経理ですので、売上と原価、経費、投資の情報をもらって、5年分の損益計算書を描くのが仕事です。

数字の前に、色んな調査をしている担当者に感服します。

ただ、毎年毎年、ここまで時間と工数を掛けて分析して、それが会社の売上と利益にどれだけ役立っているのか。と思うとちょっと微妙な気もします。もはや研究とかアートみたいになっています。

というのも、策定した計画通りに行動して試行錯誤するよりも、今の目の前の売上の案件で忙しくしたり、慣れていないことの取り組みが敬遠されて、進まないことが多いからです。

特にコロナ禍では、積極的に顧客訪問して新しい工法の打ち合わせが出来ないので、新規開拓も難しいとか。

計画倒れにならない、計画が無駄にならないように、その後の行動に繋げるのが、ビジネスもキモですね。