毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

経理処理のハーモナイズも必要

製品を輸入して販売する会社に勤めていますが、その際の輸入仕入諸経費の処理の仕方についてどうしようかなと思っています。

大体方法は3つ
1、個別の製品の在庫額に諸経費を加算して在庫計上をして、販売時に経費(原価)にする
2、輸入する製品がたくさんあって、1品目当たりに諸経費を割り振る必要があるが、その手間をかけるほどの金額では無い場合、過去一定期間の輸入製品の販売回転率から考えてどのくらいの比率が未販売で在庫に残っているかを出して、一定期間の仕入諸経費にその比率を掛けて、経費から在庫に振り替える計上をするを繰り返していく。
3、諸経費は経費。請求書をその都度、経費で処理する。

前の会社は3でした。今の会社は2と1のミックス。

1と2、は会計上も必要ですが、税務上は大事なポイントとなります。仕入れたはいいものの、売れ残っている在庫の仕入諸経費だけさっさと費用処理しては、その分の利益が少なくなり、払う税金が減りますからね。

3については、原則仕入れたらすぐ販売するのが標準の会社や、輸入諸経費がそれほど多くない場合はそれほど問題にならないですね。

買収した会社が、律儀に2をやっているのですが、受け入れる側の関連会社が3なのです。経理処理の差をハーモナイズするにも、正しい方を正とするのか、既存の会社の方を正とするのか。。。悩ましいです。

私の落としどころは、それほどインパクトが無いものは、既存の会社に合わせるです。多少の税務上の問題があったら、税務調査のお土産で、提供することにする。かなーと思っています。お土産を残しておくと税務調査が早く済むという説は、都市伝説と聞いたこともありますけどね。