毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

給料を交渉できるのは転職の時

経理で仕事をしていると必然的に全社員の給与がわかります。え?この人がこの給料?高いなー。と思う人もいれば、その逆ももちろんあります。

外資企業と言えど日本法人として長く運営しているので、古き良き日本の給与体系の名残があります。年齢が高い方は比較的高めの設定になっていて、若くて優秀な方は割を食っている傾向にあります。

万が一何かで他の社員との待遇の差が判明してしまって、会社と交渉したくなる気持ちも沸くと思います。

日本的な会社の風土として、また人間の性質として、交渉されると良い気持ちはしないものです。上司とて組織の人間ですので、自分の部下だけの規程外の昇給を認めるわけには行かないし、それを自分の上司や人事に説明しなければいけないです。複数年居る会社で、自分の給料を含む待遇に不満がある方は別の会社に移るのが一番いい対策です。

転職の時には、自分のスキルと経験、前職での成果を認めてもらうことや、募集の時点の給料水準(一定の幅がある)ので、それを見て応募して、選考の過程で希望を伝えることが可能です。それが交渉となります。今どきはエージェントを通して応募することもあるかと思いますので、言いにくいことはエージェントを通じて話してもらうのも手です。私は過去に自分の意志で2回エージェントを通じで転職して今に至ります。少しですが、エージェントを通じて給料を少し上げてもらったことがあります。少しですが。また自分の相場を確認するためにも、エージェントに登録していくらくらいの案件を紹介してもらえるのか、様子を見てみるのも良いかと思います。

間違っても生活残業をして満足したりせずに、自分で待遇の改善を試みることをおススメします。