毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

サインオンボーナス - 入社準備金

サインオンボーナスという言葉を初めて聞いたのはいつのころだったでしょうか。

私は、新卒で就職してから、2回自分の意志でいわゆる転職活動をしたことがありますが、そんなことは全く知らずに提示された給料で承諾して転職しましたが、前の会社の年収から下がる場合に一時的に住民税の負担が多い場合(住民税は前年度の年収で決まります)や、社宅にや寮に入居していて移転費用が掛かる場合に補助の意味合い等、いろいろあります。つまり入社後の継続的な基本給・年収で調整はできないが、入社時の一時金としていくらか支払うので是非入社して欲しいという会社の意思表示となります(裏を返せば、一時金さえ出してくれれば御社に入社できますという、応募側の意思表示にも)。

もう少しうがった見方をすると、転職を斡旋・仲介する業者は初年度の報酬で手数料(だいたい25-40%が多い)が決まるので、少しでも自分の営業成績を上げる手法にもなっていると思われます。

もう少し賢く転職時に交渉しておけばよかったような気もしますが、会社の寮に遠い昔のことなので、もう時効ですね。

特に外資系企業に転職をお考えの方はサインオンボーナスはそれほどしょっちゅうではないけれど、よくあるものですので、交渉してみるのも良いかと思います。