毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

公開買い付けがやってきました

会社で数社の顧客の株式を少しだけ持っています。どれも納入業者の持ち株会に加入して購入、配当金が全額追加の株式購入に充てられるという、なんとも昔の商習慣の名残です。

その中の1社から、手紙が来ました。

郵便で届いた茶封筒には「公開買い付け関係書類在中」と赤字で書かれています。

ずいぶん前に購入したので、今では一株当たりの市場価格は40%アップしていて、なんとその市場価格より2倍以上高い価格で公開買い付けしてくれるようです。すごいバリュー株!

元々持っている株式数がちょこっとだけなので、大金が手に入るわけではないですが、今までずーっと四半期ごとに、購入時の一株当たりの価格を市場価格に洗い替えをして、その未実現利益については、税効果を加味して正味の金額を資本の部に、それ以外は繰延税金勘定に転記していた、その未実現利益がついに実現利益になるチャンスが到来!

前の会社で、そのような納入業者の持ち株会を脱退して、市場で株式を売却した時には、ほぼ市場で売買が無い株だったからか、自分の会社が売り注文を出したら、それで価格が下がってしまって(自分ではそのせいだと思っています)、前の日に当てにしていた利益が減ってがっかりした記憶があります。

今回は買い付け金額が決まっているので、そんなことは無いです。今から自分の事のように楽しみです。

子会社では、資産運用はしない原則なので、回答期日までに本社に報告して了承を得なければ。