毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

少しずつが効果絶大の仕組み

取引先のと関係が深くなるのはとてもいい事です。次回以降も注文をくれるのは安定的にビジネスをする上でとても大事です。

ただ長い付き合いになると、前の価格と同じ値段で見積もりを出さないといけなくなることもあり、材料、運搬費などのコストが上がっても、値上げすることが難しいのです。

ほぼ毎回、仕様が違う案件を作成している部署があり、原価にほぼ一定の掛け率を掛けて見積もりを作成することを習慣としていた部署があります。ほかの部署より利益率が低いことが課題だったので、その部署の部長が、その掛け率を地道に上げて利益率が増えるようにしていたら、複数年で知らず知らずのうちに利益率がじわじわと上がっていたのです!ちょっとした数値ですが、少しづつでもやっていたら効果があったという、何とも上手く行った例です。もちろんもともとの製品の価値が認められているという前提ではあります。

これも複利的な効果ですね。複利とは本当に大きな役割を果たす仕組みです!