毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

大きな声では言えませんが

会社が事業をしていると、想定外にマイナス要因があったり、反対にプラス要因があったりするものです。

新型コロナ禍で、突然マイナス要因を大きく受けたレジャー、飲食、交通機関などに関係する業者がその一例だと思いますし、反対にIT機器をはじめとする巣ごもり需要に大きくプラスの影響を受けた業者もあると思います。

今の会社でもあります。新型コロナとは関係無いですが、台風等の水害や、火災等の時です。取引様はちゃんと保険に加入しているので、損失は保険で対応して、その保険金が予算となり新規で購入してくれます。取引様にとっては、お金では済まされなく、製造工期が狂ったり、その後の災害処理等でいろいろと大変になるので、とても不幸なことです。大きな声では言えませんが、こちらの会社にとっては特需となります。

以前の会社ではホームセンター等の小売店に製品を卸していましたが、ホームセンターでは災害が起こると、とにかく物が売れるのだそうです。例えば台風や水害の後は、青いビニールシート。雪が降れば、雪かきグッズ、自動車のタイヤのチェーン。ホームセンターは、家庭の駆け込み寺的にいろいろな対策グッズを取り扱っていますので、理解できます。東日本大震災の後は、色々な物資が必要になり、業績が良くなったということです。

古くは、朝鮮特需なんかもありますが、何か特需になるかわからないのが経済で、需要と供給のみが経済のキモになる現実は、大なり小なりあります。