仕事上の涙は成長の糧
先週、ある社員が営業部からの数字をまとめていて、営業部からそれを提出してもらうのにも手間がかかって、ぎりぎりだったのに、各営業部から出てくる数字の定義・内容が違っていて、締め切りの間際になってそれを再確認するように上役から言われて、板挟みになって、もうできません。って涙を流していたとその上役から聞きました。
普段から気が強いが、その分誰よりも仕事ができる社員ですが、新しく始まった報告書の準備で何か月間も同じようにやり直しがあって、さすがに本番提出の締め切りギリギリに再度確認するにしても、営業部長も忙しいのでつかまらなかったりして、どうしていいかわからなくなったようです。
仕事で流す涙は成長の糧。
私も長い会社員生活で、何回か仕事のことで泣いたことがあります。周りとの待遇(給料)の差で悔しくて泣いたり、自分のふがいなさに泣いたり、思ってもみない非難をされてショックでその週末をまるまる寝て過ごしたり。時が解決してくれたり、周りが助けてくれたり、今となっては、それは全部肥しだなと思います。
きっとその社員もそれをバネに一つ成長すると思います。
ハニートラップの涙はダメです。断固反対します。