毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

夫婦別姓だったら

米国公認会計士です。

試験に合格したのは2006年。もうあれから16年たったのかーと思ってしまいますが、受験申し込みの時の手間を考えると結婚して姓が変わっていなかったらもっと手続きが簡単だったのになと、思います。

日本国内でも、戸籍などを提出しなければ、自分の大学時代の成績証明書が自分のものだと証明することは難しいと思いますが、まさにそれがややこしかったです。

今ではうっすらとして記憶ですが、単位の認定のために大学の成績証明書が必要で、それが旧姓のために戸籍抄本も添付。またそれらをすべて英訳しなければならない。

また身分証明書も提出する必要があったのですが、私は10年パスポートの有効期限がまだ半分以上あったので、写真のページではなく、その後の紙のページの方に姓の変更についての追記をして姓の変更手続きを終えていました。それについても、パスポートの写真付きページの姓から変わっているので説明が必要でした。ただパスポートのサインは旧姓(漢字)なのに、その時の漢字のサインの見た目がそれと違うと面倒なので、申請書類のサインを漢字でするときには、アメリカ人には判別できないと思って、旧姓のままの漢字のサインしたりと、本当に面倒でした。

受験までに、州の方針が変わったので、モンタナ州で申請しようとしていたのが、グアムに変更にせざるを得なくなったので、2度もこの面倒なことをして、最後の合格した後のCertificateの申請にも、ほぼ同様の手続きが必要で、、、

現実的に夫婦別姓を望むかどうかは別として、夫婦別姓だったのならば、大分この手続きが簡単だったなと思います。