毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

山場が2回ある単語、後半に1回ある単語

英語の発音は耳で聞こえるものがすべてです。

単語が短い、文字数が少なくて簡単な単語ほど、たくさんの意味があり使われ方も多いので、難しいのは読解(reading)になるような気がします。

単語が長い、文字数が多くて難しい単語ほど、意味が限定されているので、聞く(Listening)時と読解(reading)はそれほど苦労しない。書く(Writing)時のスペルはPC・AIのスペルチェックに任せるとして、問題は発音です。

単語が長くなると、山場(アクセント、ストレス)が2つあるものが結構あります。これが日本人は苦手なような気がします。日本語は原則フラットですからね。

communication コミュニケイションの ミュ と ケイ が強いです。
enthusiastic エンスーズィアスティックの スー と ア が強いです。
depreciation デプリシエイションの リ と エイ が強いです。
そして2つあるうちの後ろの方がより強いです。

この中で私が毎回苦労するのはdepreciationです。できるだけこの単語を使わないように、動詞depreciateとか過去分詞(形容詞)depreciatedとか、他のArmotizationとかを代わりに使うようにしています。何回頑張ってもdepreciationはうまく発音できないです。


山場は一つだけど、後半に山場がくるのも日本人は苦手です。
diplomatic ディプロマティック の マ が強い
self-explanatory セルフエクスプラナトリ の ラ が強い
representative レプリゼンタティブ の ゼ が強い

なぜかこれはあまり苦手な人を見たことが無い。
Extraordinary エクストラオーディナリ のオー が強い

そういえば、会社でESG(環境・社会・ガバナンス)と産業界の傾向を分析していて、脱プラスティックという言葉を表す英単語がまだ無いようで、プラスチック化 plasticizationという言葉をもじって、de-plasticizationという長い単語が使われているのを展示会で見かけたと言っていました。


簡単には、plastic freeとかの方が通じるようですが、そのうち舌を噛みそうなde-plasticizationが標準になることもあるかもしれません。この場合は、ディ-プラスティサゼイション の ラ と ゼイ が強くなり、後ろの方が強いです。