毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

数字のあや・ふしぎ 2

落語演目の つぼ算 を初めて見た帰り道、ずーっと頭で考えこんでしまいました。なんであんなことになったんだろうって。。。。

つぼ算のあらすじのあらすじ
小さな壷を買うのにギリギリの3円しか元手がないが、大きな壷が欲しい。そこでまず小さな3円の壷を買って帰るが、すぐに戻って、「間違えて買ってしまった。本当は大きな壷が欲しかったんだ。さっき買った壷はいくらで買い戻してくれるか。」と聞いたら、「さっき売ったばかりだから3円で良いよ。」と返事をもらい、そこで「さっき小さい壷を買う時に渡した3円と、この小さい壷の買取代金と合計で6円になるから、それでいいよな。」と店をまるめこみ、3円の元手で6円の大きな壷を買って帰った。

3円で6円の壷がなぜ買えたんだろう。私が店の店主なら騙されたか??と悶々としました。

別の日、古い映画の「ペーパームーン」を見ていたら同じような場面が。。。

ペーパームーンのあらすじのあらすじ

両親が死んでしまった女の子が親せきの家に預けられるまでの間に、ひょんなことから詐欺師と出会う。詐欺師は最初は邪魔で仕方がなかった女の子なのに、女の子が詐欺のテクニックをあっという間に身に付けて、詐欺師を助けたりしながら、心通わせていくが、結局は親戚の家族に引き取られて、せつないお別れをする話。

その中に出てきた、女の子が屋台で綿菓子を買う行為でやった詐欺テクニック。
女の子:「綿菓子ちょうだい、いくら?」
店主:「5セントだよ」
女の子:「5ドル札でおつりある?」
店主:「はいどうぞお嬢ちゃん。綿アメだよ、綿アメはいらんかね!」
女の子:「おじさん、おサイフがいっぱいなの。この1ドル札5枚と、さっきの5ドル札とりかえてくれない?」
店主:「はいよ。綿アメはいらんかね!おいしい綿アメだよ!」
女の子:「おじさん!10ドル札ある?いま渡した1ドル札5枚と、この5ドル札、あわせて10ドルでしょ?」
店主:「はいよ10ドル。あっちにいっててくれ。商売のジャマだよ。」

この時も見ていたら、なんで5ドルが10ドルになるんだ??と思ったのですが、あーーーつぼ算だ!と思いました。

これがわからないと、お金ちょろまかされるなー。経理失格だー。と思いました。

おちおち落語も映画も楽しめません。。。