毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

世の中インフレ。水道料金も電気料金も実質値上げ

川上から徐々に川下に向けて値上げが押し寄せています。
会社の事務所と倉庫を賃貸している物件の大家さんから、値上げの打診と通告がありました。

まずは水道。古い倉庫のビルなので、ビル全体の空調機が、夏は水冷式(通常は室外機で暖かい空気を外に逃がして冷やす方式)という方式で、冷媒を液化するのに水を使い、その水を屋上まで循環させている方式なために途中で蒸発等で減ってしまうので、どうしても追加するのに水道水が必要で、今まで家賃でやりくりしていたが、温暖化等で水道の使用量が増えて、料金を負担できなくなったのでテナントに請求したい。こちらは打診。
→店子より大家が儲かる図式ではないのか??と思いましたが、そのビルが古いというための構造上の理由だし、許諾するしかない。でも多少、インフレの波に乗って便乗値上げの気もしないではない。

そもそもその水冷式空調機は効率はいいのかが気になって聞いてみました。効率はいいが、初期投資にお金がかかることと、水道工事が必要になるため簡単に空調機を増やしたりできないので、今はあまり使われていないとのこと。確かにテナントが変われば、ビルの内部の仕切りが変わってくるので、小回りが利いたほうがいいですからね。

次に電気。電気代は利用量x固定の単価で請求していたが、電力会社から請求される再エネ賦課金(年に1回変動)と燃料費調整金(毎月変動)が大きく増額しているので、固定の単価を少し下げて、再エネ賦課金(今は3.45円/kwh)と燃料費調整金(今は2.64円/kwh)は実費で請求するというのです。飛行機のチケットのサーチャージ追加みたいなものですね。こちらは通告なので、嫌ですということは基本的に出来なくて、はいわかりました。と答えるのみ。

すっかり物価高の影響を受けることになりました。

ちなみに、再エネ賦課金と燃料費調整金はは各家庭でも請求書に載っているはず。見たこと無かった。。。帰ったら請求書を確認してみることにします。