毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

外国人に使われる。。。

関連会社に日本の大手、一流の上場会社に定年まで勤めて、その後入社してきた方がいます。なんでも海外駐在もいろいろ経験があって、ヨーロッパ子会社に赴任中はそこで重役も務めたことがある方らしいのです。その方は、まさにサラリーマンの鑑。報告、連絡、相談は、社内の誰よりも素晴らしい。タイミングも早いし、内容も的を得たもの。その方が言ったことがあります。

「前の会社では外国人を使ったことはあるが、外国人に使われたことは無かった」

その方としては40年近く勤めた会社のほうが良いなーと思うこともあるでしょうが、さすが外資系の会社だと思うこともあるとおっしゃいます。定年退職後で、すでに10年近く継続して働いているので、御年70歳くらい。とても柔軟性のあるお方です。

社員採用の候補者の選定の時に、一流の会社に居た方は教育が行き届いているし組織運営の基本ができているということで、優遇されることがあります。私は日系でも外資系でも、日本で大きな組織を持つ会社に勤めたことが無い(だいたい100-300名程度)ので、反対に一流の日本の会社ではどのような運営をしているのだろうか。とちょっと若い時にでも経験したかったような思いがあります。

 

それでも外資企業で働くことは私は性に合っています。毎日ちょっとした海外旅行のような感じかなーとふと思いました。しかもバーチャル。海外出張では現地にも関連会社があるアメリカ、中国、韓国に行ったことがありますが、仕事で行くときにはホテルもそれなりのところに泊まれるし、現地の方がいろいろ食事・レストランの手配をしてくれることが多いので、個人旅行ではあまり行かないインドに出張に行くチャンスがあったら行ってみたいです。でもこの新型コロナとアフターコロナではほぼチャンスは無くなったかもしれません。